4泊5日の旅行や出張が決まると、楽しみな反面、意外と頭を悩ませるのがスーツケースのサイズ選びですよね。国内旅行や修学旅行であれば、移動のしやすさを優先してコンパクトにしたいところですが、いざ荷造りを始めると全然入らなくて焦ることもあります。
特に冬の寒い時期や、お土産をたくさん買う予定がある場合、どのくらいの大きさがあれば安心なのか、4泊5日のスーツケースは何リットルが適切なのか、判断基準が難しいと感じる方も多いはずです。
また、飛行機を利用するなら機内持ち込みができるか、LCCの厳しい重量制限をクリアできるかも重要なチェックポイントになります。この記事では、私が実際に調べたり体験したりしたことをベースに、4泊5日の旅を最大限に楽しむための容量選びのコツを詳しく解説します。自分にぴったりのサイズ感を見つけるヒントにしてくださいね。
【この記事で分かること】
- 4泊5日の旅行における標準的な容量と季節・目的別の選び方
- 航空会社の機内持ち込み規定やLCCの重量制限を回避するポイント
- ビジネスや女子旅など、シーンに合わせて選びたい便利な最新機能
- 所有コストや保管場所を考慮した購入とレンタルの賢い使い分け
4泊5日のスーツケースは何リットルが最適か徹底解説

まずは、4泊5日の旅程においてベースとなる「容量の考え方」について深掘りしていきましょう。一般論だけでなく、実際にパッキングをする際に直面するリアルな問題点も踏まえて解説します。
国内旅行や修学旅行で推奨されるMサイズと容量

旅行業界で昔からよく言われる目安に「1泊=10リットル」という計算式があります。これに従うと4泊5日なら40リットルになりますが、実際には50〜60リットル程度の「Mサイズ」を選ぶのが最も失敗が少ないかなと思います。なぜなら、この1泊10リットルという基準は、あくまで「最低限の着替えと洗面用具」を入れるためのスペースを指しているからです。
特に修学旅行や国内の観光旅行では、現地でお土産を買うのが大きな楽しみの一つですよね。行きの時点でスーツケースがパンパンだと、帰りに買ったお土産を手荷物として持ち歩くことになり、移動の負担が激増してしまいます。私がよく意識しているのは、帰りにお土産を入れるための余白「お土産デルタ」を10〜20リットル分くらい確保しておくことです。これを考慮すると、40リットルでは心許なく、50リットル以上のMサイズが圧倒的に使い勝手が良くなります。
また、修学旅行の場合は、事前に宿泊先へ荷物を配送するサービスを利用することが多いため、自分で重いケースを持ち運ぶ時間は意外と短かったりします。そのため、機内持ち込みサイズに無理に収めようとするよりも、余裕のあるMサイズを選んで、帰りのパッキングを楽にする方が学生さんにとってもストレスが少ない選択と言えるでしょう。
4泊5日の容量選びの結論
・理論上の最小値:40リットル(機内持ち込み限界付近)
・現実的な推奨値:50〜60リットル(Mサイズ)
・お土産を買う予定があるなら、迷わず大きめをチョイス!
LCCの機内持ち込み制限と重量オーバーの注意点

最近はピーチやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)を利用して、賢く旅費を抑える方も増えていますね。LCCを利用する場合に最も警戒すべきなのが「7kgの壁」です。多くのLCCでは機内に無料で持ち込める手荷物の合計重量を7kgまでと制限しており、これにはスーツケース本体の重さも含まれます。
一般的なハードタイプのスーツケースは、本体だけで3〜4kg程度の重さがあります。もし4kgのケースを選んでしまうと、中に入れられる荷物は残り3kgしかありません。4泊5日分の衣類、ガジェット、靴などを詰めると、それだけで5kg以上になることが多いため、普通のスーツケースでは確実に重量オーバーとなってしまいます。そうなると、当日カウンターで高額な受託手荷物料金(数千円〜)を支払うことになり、LCCを選んだ意味が薄れてしまいます。
LCCでの4泊5日を「機内持ち込みのみ」で完結させたいのであれば、サムソナイトのコスモライトに代表されるような、自重が2kgを切る超軽量モデルの選定が必須です。あるいは、最初から「預け入れ」を前提にしてMサイズを選び、ゆったりとパッキングするのが精神衛生上は一番良いかもしれません。航空会社によって規定は細かく異なるため、必ず事前に公式サイトの最新情報を確認するようにしましょう。例えば、機内持ち込みのサイズ規定については、主要な航空会社でも「3辺の合計が115cm以内」といった共通の指針があります。
(出典:国土交通省「機内持込制限品について」)
冬季や女性の荷物量を考慮したプラス10Lの法則
行く時期が冬だったり、美容に関心の高い女性のパッキングだったりする場合は、標準の目安に「プラス10リットル」して考えるのが正解です。冬場の衣類は、夏場に比べてとにかく容積密度が低く、嵩張ります。厚手のニット1枚で、夏のTシャツ3〜4枚分のスペースを占領してしまうことも珍しくありません。さらにコートの予備や防寒インナー、カイロなどの小物も増えるため、4泊5日であっても60リットル以上の容量が必要になるケースが多いです。
| シーズン・属性 | 推奨容量(4泊5日) | 主な持ち物の特徴 |
|---|---|---|
| 夏季(6-8月) | 40〜45リットル | 薄手のTシャツ、ハーフパンツが中心。 |
| 冬季(12-2月) | 60〜70リットル | ニット、厚手パーカー、防寒着、マフラー。 |
| 女性(通年) | 55〜65リットル | ヘアアイロン、複数の化粧ポーチ、予備の靴。 |
特に女性の場合は、現地で使うスキンケア用品やヘアアイロン、毎日のコーディネートを変えるための着替えなど、どうしても荷物が細かく増えてしまいがちです。「入るかな?」と不安を感じながらパッキングするよりも、少し大きなサイズを選んで、中に仕分けポーチを多用して整理する方が、滞在先のホテルでも荷物が散らからず、スマートに過ごせると思いますよ。
海外旅行を見据えた158cmルールと容量の選び方

4泊5日の国内旅行を機に、ちょっと良いスーツケースを新調しようと考えているなら、ぜひ知っておいてほしいのが「158cmルール」です。これは多くの国際線において、無料で預けられる受託手荷物のサイズ上限が「3辺(縦+横+高さ)の合計が158cm以内」と定められているルールのことです。
4泊5日に最適な50〜60リットルのMサイズであれば、基本的にこのルールを超えることはまずありません。しかし、「念のためもっと大きいものを」と安易にLサイズやLLサイズ(90リットル以上など)を選んでしまうと、3辺の合計が160cmを超えてしまい、海外旅行へ行く際に追加料金を請求されるリスクが出てきます。せっかく高いお金を出して買ったのに、いざ海外へ行く時に使いにくいというのは悲しいですよね。
将来的に韓国や台湾、ハワイなどへの海外旅行も考えているなら、Mサイズの中でも「容量は確保しつつも、3辺合計が158cm以内に収まる設計」のモデルを厳選するのが、最も賢い投資と言えます。今は国内旅行がメインでも、長く使う道具だからこそ、一歩先の汎用性を考えて選ぶのが「いちログ」流の失敗しない選び方です。
帰りのお土産に対応する拡張機能付きモデルの利点

パッキングの悩みを一気に解決してくれる救世主的な機能、それが「エキスパンダブル(容量拡張)機能」です。これはスーツケースの中央にある隠しファスナーをぐるりと一周開けることで、マチ幅が4〜5cmほど広がる仕組みのこと。これだけで容量が15%〜20%ほどアップするので、4泊5日の旅には本当に重宝します。
使い方のイメージとしては、往路はファスナーを閉じてコンパクトな状態で移動し、現地でお土産をたくさん買った復路だけ、ファスナーを全開にして収納力を最大化させるというスタイルです。これがあれば、旅先で「可愛いバッグを見つけたけど入らないから諦める」なんて悲しい思いをしなくて済みます。ただし、マチを広げると機内持ち込みサイズを超えてしまう場合がほとんどなので、帰りは素直に空港のカウンターで預ける前提で利用しましょう。
最近は、拡張部分の内側が防水仕様になっていて、濡れた水着や折りたたみ傘を一時的に収納できるモデルも登場しています。4泊5日の限られたスペースを有効活用するために、こうしたプラスアルファの機能にも注目してみると面白いですよ。
4泊5日のスーツケースが何リットルか?迷った時の選び方

容量が決まったら、次は「移動をいかに楽にするか」という機能面に目を向けてみましょう。4泊5日の旅をより快適にするための装備や、収納のコツについて詳しくお伝えします。
ビジネス出張で役立つフロントオープンと静音機能

4泊5日の出張でスーツケースを使うなら、機能性こそが仕事の効率を左右します。特におすすめなのが、本体を床に広げることなく、立てたまま荷物を取り出せる「フロントオープン」機能です。空港のロビーや新幹線の座席、あるいは急な打ち合わせの前に、ノートPCや書類をサッと取り出せる便利さは、一度体験すると手放せません。
また、ビジネスパーソンにこそこだわってほしいのが「キャスターの静音性」です。早朝や深夜の移動が多い出張では、アスファルトの上を転がす時の「ガラガラ」という音が意外と周囲の迷惑になったり、自分自身のストレスになったりします。日本のキャスターメーカー「HINOMOTO」製の静音素材を採用したモデルなどは、驚くほどスムーズで静かな走行が可能です。移動中の疲れを軽減するためにも、タイヤの質には投資する価値が十分にあります。
スーツケース選びで「速度」と「静寂」を両立させることは、プロフェッショナルな旅の第一歩と言えるかもしれませんね。機能性にこだわったモデルを選ぶことで、4泊5日のハードなスケジュールも少しだけ軽やかになるはずです。
キャスターストッパーやUSBポートなど最新の利便性

最新のスーツケースは、まるでガジェットのように進化しています。中でも「キャスターストッパー」は、電車やバスでの移動が多い日本の旅行事情には欠かせない機能です。手元のボタン一つでタイヤにロックがかかるため、揺れる車内でスーツケースが勝手に走り出すのを防いでくれます。これがあるだけで、ずっと荷物を支えておく必要がなくなり、移動中の読書やスマホ操作がぐっと快適になります。
さらに、外側にUSBポートを搭載したモデルも人気です。ケース内部にモバイルバッテリーを収納し、外部のポートからスマホを充電できる仕組みですね。空港での待ち時間にコンセントを探して右往左往する必要がなくなります。4泊5日ともなるとスマホのバッテリー管理は死活問題ですから、こうした細かな配慮が旅の質を大きく引き上げてくれます。ただし、モバイルバッテリーは預け入れ手荷物に入れることができないため、USBポート付きモデルを預ける際は、バッテリーを必ず取り出して機内に持ち込むことを忘れないでくださいね。
パッキング技術で容量不足を解消する衣類の圧縮術

「気に入ったデザインのケースがあるけど、40リットルしかなくて荷物が入るか不安……」という方に試してほしいのが、物理的にカサを減らす圧縮技術です。掃除機を使うタイプではなく、ファスナーの力だけでギュッと押し潰す「圧縮仕分けポーチ」が特におすすめ。これを使うだけで、4泊5日分の衣類が驚くほど薄くなり、スーツケースの半分にスペースが空くこともあります。
また、詰め方にもコツがあります。靴下や下着などの小物は、空いている隙間に詰め込む「隙間パッキング」を意識しましょう。スーツケースの四隅や、キャスターの凹凸がある底の部分などはデッドスペースになりがちです。ここにロール状に丸めた衣類を配置することで、全体の収納密度が上がり、ケース内での荷崩れも防ぐことができます。重心を安定させるために、「重いものは下(キャスター側)、軽いものは上」に置くのが鉄則です。これを意識するだけで、引く時の重さの感じ方が劇的に変わりますよ。
さらにパッキングを極めるなら
現地で洗濯をするという選択肢も持っておくと、さらに荷物を減らせます。最近のホテルはコインランドリーが充実しているところも多いので、3日目に一度洗濯すれば、持っていく服は2日分で済みます。これにより、4泊5日の旅であっても小型のSサイズで余裕を持って過ごせるようになります。
住宅事情や頻度を考えたレンタルと購入の比較検証

スーツケース選びで意外と見落とされがちなのが、旅行から帰ってきた後の「保管場所」の問題です。Mサイズ以上のスーツケースは、使わない時はただの巨大な箱としてクローゼットの貴重なスペースを占拠し続けます。都市部のマンションにお住まいの方など、収納スペースが限られている場合は、あえて「持たない選択」をするのも一つの手です。
年に1〜2回しか旅行に行かないのであれば、最新の高級ブランド(リモワやサムソナイトなど)を格安で借りられるレンタルサービスの方が、トータルのコスパが良いこともあります。レンタルなら、毎回旅の行き先や日数に合わせて最適なサイズを選べますし、何よりメンテナンスの手間もありません。逆に、出張が多くて月に何度も使う方や、自分の道具として愛着を持って使い込みたい方は、迷わず自分専用の相棒を購入すべきでしょう。
購入時の注意点
スーツケースの素材であるポリカーボネートやABS樹脂は、経年劣化を避けることができません。10年前の重いケースを使い続けるよりも、適度に買い換えるかレンタルを活用する方が、最新の軽量技術や走行性能の恩恵を受けられます。
サムソナイトや無印良品など人気ブランドの評価
最後に、4泊5日のパートナーとして検討したい主要ブランドを私の視点で評価してみました。どのブランドも素晴らしいですが、それぞれに得意分野があります。
サムソナイトは、とにかく「軽さと強さ」を極めたい人向けです。独自素材Curvを使ったモデルは、指一本で持ち上げられるほど軽いのに、トラックに踏まれても復元するほどの強度があります。価格は高めですが、移動の負担を最小限にしたいならこれ以上の選択肢はありません。
一方で、シンプルさとコストパフォーマンスを求めるなら無印良品。バーの高さを自由に調整できる機能は本当に使いやすく、どんな服装にも馴染むデザインが魅力です。
また、日本メーカーのプロテカ(エース)は、キャスターの静かさと堅牢性がピカイチ。北海道の自社工場で作られる信頼感は、大切な荷物を預ける上で大きな安心感に繋がります。
それぞれのブランドが掲げるスペックや保証内容は、長く付き合う上で非常に重要です。最新のラインナップについては、各ブランドの公式サイトでじっくりと比較検討してみてくださいね。
まとめ:4泊5日のスーツケースは何リットルが最適か
ここまで詳しく解説してきましたが、改めて4泊5日のスーツケースは何リットルが良いのか、答えをまとめます。「お土産や季節の変動を考慮して、50〜60リットルのMサイズを選ぶ」のが、最も汎用性が高く、後悔しない選択です。もしあなたがミニマリストで、極限まで荷物を削れるのであれば40リットル以下のSサイズで機内持ち込みに挑戦するのもアリですが、初めての4泊5日であれば、少しゆとりのあるサイズから始めることを強くおすすめします。
スーツケース選びは、単なる「入れ物」選びではありません。それは、旅先でのあなたの行動を支え、疲れを左右する大切なインフラです。自分の旅のスタイル、そして「帰り道にどんな自分でありたいか(たくさんのお土産に囲まれていたいか、身軽でいたいか)」を想像しながら、最高の相棒を選んでくださいね。もちろん、実際の機内持ち込みや預け入れのルールは航空会社によって変動することがあります。最新の正確な情報は、必ず各社の公式サイトや、カウンターで確認するようにしてください。あなたの旅が、素晴らしいものになることを心から願っています!

