ファッション通販のロコンドは評判悪い?
ネット上で見かける新品じゃない商品が届く噂や、中には汚いとの口コミもあるようです。また、公式の商品は偽物なのか本物なのか、安全に利用できるのかというセキュリティ面の問題も噂されています。さらに、退会できないといった噂のあるので、利用をためらう大きな要因になっているかもしれません。
この記事では、そんなロコンドの評判に関する様々な疑問を検証していきます。
加えて、ロコンドとはどんなサイトかその基本的な特徴や、なぜ安いのか、送料と年会費はいくらかかるのか、クーポンでお得に買う方法、楽天ストアとの違いは何か、といった具体的な利用方法に関する情報もお伝えしていきます。
【この記事で分かること】
- ロコンドの悪い評判(「新品じゃない」「汚い」)の真相
- 「退会できない」「偽サイト」など利用時の注意点
- アウトレット品が「なぜ安い」のか、その理由
- 送料や楽天ストアとの違いなどお得な利用方法
ロコンドが評判悪いと言われる真相

- ロコンドとはどんなサイトか
- 新品じゃない商品が届く噂
- 汚いとの口コミは本当か
- 公式ストアは偽物? 本物?
- 安全に利用できるのか
ロコンドとはどんなサイトか
ロコンドは、靴やファッションアイテムを中心に取り扱う日本のオンラインショッピングサイトです。運営しているのはジェイドグループ株式会社(旧株式会社ロコンド)で、2010年に設立され、2011年からサービスを開始しました。
このサイトの最大の特徴であり、サービス開始時からの核となっているコンセプトが「自宅で試着、気軽に返品」です。オンラインショッピング、特に靴のようなサイズ感や履き心地が非常に重要なアイテムを購入する際、利用者は「サイズが合わなかったらどうしよう」「イメージと違ったら返品が面倒だ」という大きな不安を抱えています。ロコンドは、この不安を解消するために、自宅で商品を試着できるサービスを提供し、条件を満たせば返品を容易に受け付けるという、当時としては革新的なビジネスモデルを打ち出しました。
具体的には、一度の注文で最大10足まで商品を取り寄せることが可能です。これにより、利用者は同じデザインの靴で複数のサイズを試したり、異なるデザインを履き比べたりして、自分に本当に合う一足を選ぶことができます。
創業当初は靴専門のECサイトとしてスタートしましたが、その後、アパレル(洋服)、バッグ、アクセサリー、スポーツ用品などにも取り扱いカテゴリを拡大し、現在では総合ファッションECサイトへと成長しています。
また、ロコンドは自社の公式サイト「LOCONDO.jp」だけでなく、楽天市場やYahoo! ショッピングといった大手ECモールにも「LOCOMALL(ロコンド公式ストア)」という名前で出店しています。これにより、自社サイトの会員以外にも、各モールの利用者層へ幅広くアプローチしています。このように、ロコンドはオンラインでの試着体験を軸に、靴のEC市場における消費者の不安を取り除くことで支持を広げてきたファッション通販サイトです。
新品じゃない商品が届く噂
ロコンドにしか在庫なくて仕方なく買ったダウン、新品の値段だけど絶対新品じゃない髪の毛服についてたしなんか臭い😭でも他だと全部完売だから諦めて着る😢
— みここ (@sh_fin6) December 22, 2023
ロコンドの評判を調べると、「新品じゃない」商品が届いたという内容の口コミが見受けられることがあります。これは、ロコンドのビジネスモデルや商品構成に起因する、いくつかの要因が背景にあると考えられます。
第一に、ロコンド内で展開されているアウトレットセクション「ロコレット」の存在です。ロコレットでは、過去のシーズンの商品(シーズンオフ品)やメーカーの余剰在庫品、あるいは検品で発見された軽微な傷やパッケージ不良がある商品などが、通常価格よりも大幅に安い価格で販売されています。これらは法的には「新品」として扱われますが、利用者がイメージする「店頭に並んだばかりの完璧な新品」とは状態が異なる場合があります。そのため、アウトレット品であることを理解した上で購入しても、想定していたよりも状態が良くなかった場合に「新品じゃない」という不満につながることがあります。
第二の要因は、「自宅で試着、気軽に返品」というサービスそのものに関連しています。ロコンドでは、利用者が試着した後に返品された商品も、厳格な検品基準を満たし、未使用であると判断された場合には、再度「新品」として販売されることがあります。これは「中古品」とは全く異なりますが、他の利用者が一度開封し、足を入れた(あるいは服を試着した)可能性がある商品が届くことになります。
多くの利用者はこのシステムを理解し、受け入れていますが、中には試着の形跡(例えば、靴底のわずかなスレや、服のたたみジワなど)に敏感な方もいます。そうした場合に、「使いまわし感がある」「とても新品とは思えない」といった否定的な感想を抱き、「新品じゃない」という口コミにつながるわけです。企業側としては、検品体制の強化が求められますが、試着サービスと商品品質の完璧な両立は、運営上難しい課題であるとも言えます。
汚いとの口コミは本当か
気に入ったバッグを買おうとあちこち見たけどロコンドって評判悪いのね
楽天自体あまり使わないけど少しポイントあるしと思ったんだけど…
安くないし汚い中古が届くかもだし返品無料は嘘みたいだし
怖いからやめた
いつものとこにしよ— momo (@momo6029) February 20, 2020
「商品が汚い」という口コミは、前述の「新品じゃない」という噂と非常に密接に関連しています。この種の不満も、主にアウトレット品(ロコレット)の購入時や、返品された商品の再販時に発生しやすいと考えられます。
データベース上の情報によれば、「アウトレットだからって何売っても良いわけではない」と感じるほど、利用者の許容範囲を超える状態の商品が届いたという報告が一部にあるようです。具体的には、明らかな傷、汚れ、パッケージの破損、あるいは縫製の甘さといった不良箇所が指摘されるケースです。
もちろん、アウトレット品は「傷やパッケージ不良がある」ことを前提に安価で販売されているため、ある程度の状態の不備は購入者側も許容する必要があります。しかし、その「程度」が利用者の期待値を大きく下回った場合に、「汚い」「不良品レベルだ」という強い不満が生じます。
また、検品体制への疑問の声も聞かれます。本来であれば出荷前に発見されるべき不良箇所が見逃されたまま利用者の手元に届き、それを返品・交換しようとした際に手間がかかると、不満はさらに大きくなります。
ただし、これらの口コミはロコンドの全ての取引に当てはまるわけではなく、大多数の利用者は問題のない商品を受け取っていることも事実です。特に新品のプロパー商品(正規価格品)に関しては、このような品質問題は格段に少ないと考えられます。アウトレット品を利用する際は、価格の安さと品質リスクを天秤にかけ、どのような状態の商品が届く可能性があるかを理解しておくことが重要です。万が一、明らかに「不良品」と判断できる商品が届いた場合は、泣き寝入りせず、返品理由に「不良箇所があった」と明記し、可能であれば不良箇所の写真を添付して返品手続きを行うべきでしょう。
公式ストアは偽物? 本物?
それにしてもAmazonの2割以上安いから偽物と疑うわー。
ロコンドも安いの不思議。— TAKAHIRO (Empire) (@emp_tak) September 28, 2022
ロコンドで取り扱われている商品が「本物か偽物か」という点は、オンラインショッピングにおいて非常に重要な関心事です。結論から言うと、ロコンドの公式が運営するストアで購入する限り、商品は「本物(正規品)」であると考えて間違いありません。
ロコンドは、データベースの情報によれば4000以上もの公式ブランドと直接取引を行っています。これは、並行輸入品(海外の正規店などで買い付けた商品)や、出所が不明確な商品を扱うのではなく、ブランド本人や正規代理店から直接商品を仕入れていることを意味します。このため、偽物が混入するリスクは極めて低いと言えます。
利用者が安心して購入できるロコンドの「公式ストア」は、以下の通りです。
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ロコンド公式サイト(LOCONDO.jp): 自社で運営するメインのECサイトです。
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楽天市場「LOCOMALL(ロコンド公式ストア)」: 楽天市場に出店している公式ストアです。
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Yahoo! ショッピング「LOCOMALL(ロコンド公式ストア)」: Yahoo! ショッピングに出店している公式ストアです。
これらのストアで購入した商品については、品質保証やブランドの信頼性において心配する必要はほとんどないでしょう。
では、なぜ偽物や本物といった話題がのぼるのでしょうか。それは、次に解説する「偽サイト」の存在と混同されている可能性が高いです。利用者がロコンドの「公式サイト」を利用しているつもりで、実際にはロコンドとは全く関係のない詐欺サイトにアクセスしてしまっているケースが考えられます。
安全に利用できるのか
ロコンドの公式サイト自体は、SSL暗号化通信(URLが「https://」で始まる)を導入するなど、一般的なECサイトとして必要なセキュリティ対策を講じており、システム的には安全に利用できるサイトです。
しかし、「ロコンドは危ない」という評判が生まれる最大の原因は、ロコンドの知名度に便乗した「偽サイト(なりすましサイト、詐欺サイト)」の存在にあります。これらの偽サイトは、ロコンドのロゴ、商品画像、サイトデザインを無断で盗用し、まるで公式サイトであるかのように装っています。
利用者が偽サイトと気づかずに個人情報(氏名、住所、電話番号)やクレジットカード情報を入力してしまうと、「商品が送られてこない」「入力した情報が悪用される」といった金銭的・情報的被害に遭う危険性があります。
偽サイトの主な特徴
ロコンド側も注意喚起を行っていますが、偽サイトには以下のような特徴が見られます。
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URLが公式と異なる: ロコンドの公式ドメインは「locondo.jp」です。データベースにあるように「giftyjfate.life」や「cutlzstory.live」など、全く関係のないドメインが使われています。
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価格が極端に安い: 人気商品や定番商品が、市場価格と比べてあり得ないほどの割引率で販売されています。
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連絡先情報が不十分: 会社概要ページの住所が架空であったり、電話番号の記載がなかったり、連絡先メールアドレスがフリーメール(GmailやHotmailなど)になっている。
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日本語が不自然: サイト内の説明文や利用規約の日本語が、機械翻訳を使ったような不自然な表現になっている。
安全に利用するための対策
ロコンドを安全に利用するためには、利用者が自らを守る意識が不可欠です。
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公式サイトからアクセスする: Google検索やYahoo検索で表示される広告枠ではなく、検索結果の自然な順位、またはブックマークから公式サイト(https://www.locondo.jp/)にアクセスすること。
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URLを必ず確認する: 決済画面や個人情報を入力する前には、ブラウザのアドレスバーに表示されているURLが「locondo.jp」であることを指差し確認する習慣をつけましょう。
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不審なメールやSNSのリンクは開かない: ロコンドを装ったフィッシングメールにも注意が必要です。公式からのメールは「@locondo.jp」のドメインから送信されるため、それ以外の送信元からのメールに記載されたリンクは絶対にクリックしてはいけません。
ロコンドは評判悪い?不安要素を解説

- なぜ安い? 安い理由を解説
- 送料と年会費はいくら か
- クーポンでお得に買う方法
- 楽天ストアとの違い
- 退会できないは本当か
- ロコンドは評判悪いの総括
なぜ安い? 安い理由を解説
ロコンドの商品の価格が、他のファッション通販サイトや実店舗と比較して安価に設定されていることには、複数の明確な理由があります。これは「怪しいから安い」のではなく、企業努力とビジネスモデルの特性によるものです。主な理由は以下の5点に集約されます。
アウトレット商品(ロコレット)の提供
ロコンドの安さの最大の理由の一つが、「ロコレット」というアウトレットセクションの存在です。ここでは、シーズンオフになった商品、メーカーの過剰在庫品、あるいはわずかな傷やパッケージ不良で正規販売が難しくなった商品を集め、大幅な割引価格で提供しています。利用者は品質と価格のバランスを理解した上で、これらの商品を安く手に入れることができます。
店舗運営コストの削減
ロコンドは、実店舗を持たない(または極めて少ない)オンライン専門のECサイトです。実店舗を全国に展開する場合、店舗の家賃、光熱費、内装費、そして各店舗に配置する販売スタッフの人件費など、莫大な固定費が発生します。ロコンドはこのコストをほぼゼロに抑えることができます。削減できたコストを商品の販売価格に還元することで、低価格を実現しています。
独自の在庫管理システム
ファッションECでは在庫管理が非常に重要です。ロコンドは独自の在庫管理システムを導入し、商品の入出庫や在庫状況を効率的に管理しています。これにより、売れ筋商品を切らさず、一方で売れ残りの長期在庫(デッドストック)を最小限に抑えることができます。在庫保管にかかるコストや、在庫処分のための損失を減らすことが、結果として商品価格の安定と低減に寄与しています。
返品商品の再販売
前述の通り、「自宅で試着」サービスから返品された商品は、厳格な検品プロセスを経て、未使用と判断されれば「新品」として再販売されます。この仕組みにより、返品された商品がそのまま損失になることを防ぎ、商品の廃棄ロスを最小限に抑えています。この効率的な循環システムも、コストを抑えて価格に反映させる一因となっています。
大量仕入れによるコストダウン
ロコンドは多くのブランドと直接取引し、商品を大量に仕入れています。一般的に、商品を一度に大量に仕入れることで、仕入れ単価(原価)を引き下げることが可能です。この「スケールメリット」を活かし、仕入れコストを抑えることで、利用者に提供する販売価格も安く設定することができています。
これらの理由が複合的に組み合わさることで、ロコンドは魅力的な価格設定を実現しているのです。
送料と年会費はいくら か
ロコンドを利用する上で、年会費や送料といった付帯費用は気になるポイントです。
まず、年会費についてです。ロコンドの会員登録は無料で行うことができ、アカウントを維持するための年会費や月額費といった費用は一切かかりません。誰でも気軽に登録し、サービスを利用し始めることが可能です。
次に、送料についてです。送料は「商品を購入する時の送料」と「商品を返品する時の送料」の2種類があり、特に返品時の条件が「ロコンド 評判 悪い」という声に影響している場合があります。
商品購入時の送料
商品を購入する際の送料は、キャンペーンや購入金額によって変動することがあります。例えば、「合計〇〇円以上で送料無料」といったキャンペーンが実施されていることが多いです。具体的な金額はその時々で変わるため、注文を確定する前の確認画面で必ずチェックするようにしましょう。
商品返品時の送料
ロコンドは「返品無料」を掲げていますが、これは「いかなる場合でも無料」という意味ではない点に、最大の注意が必要です。データベース上の口コミでも「返送料無料をうたっていたのに送料を取られた」という不満が見られますが、これは条件の誤解から生じていることが多いようです。
返品時の送料負担については、以下のように明確なルールがあります。
| 返品の理由 | 送料の負担 |
| ロコンド側の都合 (例:不良品、注文と異なる商品が届いた) | ロコンド負担(無料) |
| 購入者側の都合 (例:サイズが合わない、イメージと違う) | 購入者負担(有料) |
| その他 (例:アウトレット品、セール品など返品不可商品) | そもそも返品不可 |
つまり、「自宅で試着」サービスを利用し、サイズが合わなかったりイメージと違ったりしたという「購入者都合」で返品する場合、その返送料は購入者が負担するのが基本ルールです。この点を理解していないと、「無料で返品できると思っていたのに」という不満につながります。
また、返品手続きの煩雑さ(例:ヤマト運輸のみの取り扱いなど、特定の配送業者を指定される)も、利用者の負担感を増す要因となる場合があります。送料だけでなく、返品の条件(タグを外していないか、屋外で使用していないか)や、返品対象外の商品(アウトレット品や特定カテゴリ商品)でないかを、購入前にしっかりと確認しておくことが、トラブルを避けるために非常に大切です。
クーポンでお得に買う方法
ロコンドでは、定価からさらに安く商品を購入するためのクーポンやセールが頻繁に提供されています。これらを上手に活用することが、賢く買い物をするための鍵となります。
主な方法としては、まず「メールマガジンへの登録」が挙げられます。ロコンドの会員登録時にメルマガ配信を希望する、またはマイページから設定することで、会員限定のクーポンコードやシークレットセールの情報が送られてきます。データベース上のX(旧Twitter)の口コミにもあるように、「15000円以上で5000円オフ」といった大幅な割引クーポンが配布されることもあり、タイミングが合えば非常にお得です。
次に、ロコンドの公式サイトやアプリで実施される「期間限定キャンペーン」も見逃せません。特定のブランド限定の割引や、季節の変わり目に行われるクリアランスセールなど、様々なプロモーションが行われています。
また、メルマガの配信が多いと感じる場合は、マイページから配信停止の設定をすることも可能です。お得な情報を受け取るメリットと、メールの受信頻度のバランスを考えて設定すると良いでしょう。
さらに、前述の通り、ロコンドは楽天市場やYahoo! ショッピングにも「LOCOMALL」として出店しています。これらのモールでは、ロコンド独自のクーポンやセールに加えて、各プラットフォーム(楽天、Yahoo!)が配布するクーポンや、ポイントアップキャンペーン(楽天スーパーセール、お買い物マラソン、PayPayのキャンペーンなど)を併用できる場合があります。
購入したい商品が決まったら、公式サイトと楽天・Yahoo!のLOCOMALLを比較し、どのサイトのクーポンやポイント還元を利用するのが最もお得になるかを検討するのも一つの方法です。ただし、クーポンには「〇〇円以上で使用可能」や「対象商品限定」「併用不可」といった利用条件が必ず設定されているため、使用前には詳細をしっかり確認することが必要です。
楽天ストアとの違い
ロコンドは自社の公式サイト「LOCONDO.jp」と、楽天市場内の「LOCOMALL(ロコンド公式ストア)」の二つを主に運営しています(Yahoo! ショッピングにも出店)。どちらも株式会社ロコンドが運営する正規の公式ストアであり、取り扱っている商品のラインナップや価格設定に、基本的には大きな違いはありません。
最大の違いは、利用できる「ポイントシステム」とその「汎用性」です。
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ロコンド公式サイト(LOCONDO.jp):
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貯まるポイント: ロコンドポイント、コイン
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使えるポイント: ロコンドポイント、コイン
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汎用性: 貯めたポイントはロコンドの公式サイト内でのみ使用可能です。
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楽天 LOCOMALL(ロコンド公式ストア):
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貯まるポイント: 楽天ポイント
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使えるポイント: 楽天ポイント
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汎用性: 貯めたポイントは楽天市場内の他のショップはもちろん、コンビニや飲食店など、楽天ポイントが使える様々なお店で利用可能です。
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この違いから、どちらのストアを利用すべきか、利用者のライフスタイルによっておすすめが変わってきます。
楽天 LOCOMALLがおすすめな人
日頃から楽天市場でよく買い物をする方、楽天カードや楽天モバイルなどを利用する「楽天経済圏」のユーザーにとっては、間違いなく楽天のLOCOMALLがおすすめです。楽天スーパーセールやお買い物マラソンといった大型イベントの際には、ポイント還元率が大幅にアップするため、公式サイトで買うよりも実質的にお得になるケースが多くあります。また、貯まった楽天ポイントをロコンドでの買い物に充てることも、その逆も可能です。データベース上の情報でも、楽天ストアのLOCOMALLは4.61(20,000件以上)という高い評価を得ており、多くの楽天ユーザーに支持されていることがわかります。
ロコンド公式サイトがおすすめな人
一方、楽天のサービスをあまり利用しない方や、ロコンド独自のセールやクーポンを最大限に活用したい方には、公式サイトが向いています。前述の通り、メルマガ会員限定のシークレットセールや、公式サイト独自の割引クーポンが配布されることもあるためです。
どちらのサイトも運営元は同じで信頼できますので、購入するタイミングで、両方のサイトの価格、クーポン、ポイント還元率を比較し、最もお得な条件で購入するのが賢明な判断と言えます。
退会できないは本当か
「ロコンドは一度入会すると退会できない」という口コミや噂がネット上に見られますが、これは誤解です。ロコンドは、適切な手順を踏めば必ず退会できます。ただし、特定の条件下では「一時的に」退会手続きができない期間が設けられており、これが「退会できない」という不満の声につながっているようです。
ロコンドの公式情報によると、以下の二つの条件のいずれかに該当する場合、退会申請がシステム上受け付けられないとされています。
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未発送の注文がある場合:
まだ発送されていない注文が残っている状態では、退会できません。これは、注文をキャンセルするのか、発送を完了させるのか、取引を確定させる必要があるためです。
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最終出荷日から31日以内の場合:
最後に商品が出荷されてから31日間は、退会できません。この期間は、利用者が商品を受け取り、試着し、万が一不良品であったりサイズが合わなかったりした場合に「返品」を行う可能性がある期間です。返品や返金といった取引が完全に終了するまで、アカウント情報を保持する必要があるため、この措置が取られています。
つまり、注文した商品がすべて手元に届き、かつ、最後に届いた日から31日間(約1ヶ月)が経過すれば、誰でもマイページなどから退会手続きを行うことが可能になります。
「すぐに退会したい」と考えている利用者にとっては、この「31日間」という待機期間が「退会できない」という不満や焦りにつながるものと推測されます。しかし、これはオンラインショップとして、購入者との取引(特に返品対応)を確実に完了させるための、合理的で正当なシステム上の措置であると考えられます。
なお、退会する際には注意点もあります。一度退会してしまうと、それまでに貯めたロコンドポイントやコインはすべて失効します。また、過去の注文履歴や領収証のダウンロードなども一切できなくなります。もし「今後利用する予定はないが、メルマガが送られてくるのが煩わしい」という理由だけであれば、退会せずにマイページから「メルマガ配信の停止」を設定する方が、利便性が高い場合もあります。
ロコンドは評判悪いの総括
- ロコンドは「自宅で試着、気軽に返品」がコンセプトのファッションEC
- 靴のネット購入の不安(サイズ感)を解消するサービスを提供
- 「新品じゃない」「汚い」との評判は主にアウトレット品(ロコレット)に起因
- ロコレットはシーズンオフ品や訳あり品を安く提供するセクション
- アウトレット品の特性(傷や包装不良)を理解して購入する必要がある
- 返品された未使用品が検品を経て再販されることも「新品じゃない」と感じる一因
- 「危ない」という評判はロコンド自体ではなく偽サイトの存在が原因
- 公式サイトのドメイン(locondo.jp)を必ず確認することが安全対策の鍵
- 公式ストア(公式サイト、楽天、Yahoo!のLOCOMALL)は正規品のみ取り扱い
- 4000以上のブランドと直接取引しており偽物の心配は低い
- 安い理由は店舗コスト削減、効率的な在庫管理、アウトレット提供、大量仕入れなど
- 会員登録は無料で年会費はかからない
- 送料は購入時と返品時で条件が異なる
- 「返品無料」は不良品などロコンド都合の場合で、自己都合(サイズ違い)は送料自己負担
- 「退会できない」のではなく「未発送」と「最終出荷から31日以内」は一時的に手続き不可
- 退会するとポイントや購入履歴は全て失効するため注意が必要
- 楽天LOCOMALLは楽天ポイントが貯まり、楽天ユーザーにお得

