髪をとかすだけでサラサラになると話題の高級コーム。いざ購入しようとするとリファとラブクロムのコームはどっちがいいのか、その違いについて悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
実は私自身も、自分へのご褒美や友人へのプレゼントを選ぶ際に、この2つのブランドで迷った経験があります。それぞれのコームが持つ静電気抑制などの効果や、お風呂で使えるかどうかといった機能面、さらには持ち運びに便利なデザイン性まで比較していくと、自分に合う一本が見えてきます。
この記事では、両者の特徴を徹底的に比較し、あなたに最適なコーム選びをお手伝いします。
【この記事で分かること】
- 髪質改善を重視するか持ち運びを重視するかで選ぶべきブランドがわかる
- お風呂でのトリートメント浸透に使えるモデルがどちらか理解できる
- 落下による破損リスクや耐久性の違いについて正しい知識が得られる
- 女性向けやメンズ向けなどギフトとして贈る際の最適な選び方がわかる
リファとラブクロムのコームの違いを比較
リファのコームかラブクロムのコームかどっちがいいのかなー🤔
髪の毛にいいみたいでめっちゃ欲しいけど、ちょっと高いから悩む、、
なんでAmazonのブラックフライデーになんで入ってないのー😭 pic.twitter.com/I1hKDVnNyu— ゆあ♡ (@_yua1219) November 26, 2025
SNSや美容雑誌でも頻繁に見かけるこの2大ブランドですが、実は製品作りの「思想」が全く異なります。工業技術を応用して髪の物理的なストレスを極限まで減らそうとするラブクロムと、美容をエンターテインメントとして捉え、使うときの高揚感や便利さを追求するリファ。ここでは、スペックや使い勝手の面からその違いを詳しく掘り下げていきます。
リファとラブクロムはどっちがいい?
結論から言ってしまうと、あなたが「何を最優先にするか」によっておすすめは明確に分かれます。どちらも素晴らしい製品ですが、得意分野がはっきり異なるからです。
もしあなたが、「髪のパサつきや広がりを本気で何とかしたい」「自宅でのケアで髪質を変えたい」と考えているなら、ラブクロムがおすすめです。後述する特殊な表面加工技術により、とかした瞬間のまとまり感には驚くべきものがあります。
一方で、「外出先で前髪やおくれ毛をササっと直したい」「ポーチに入っているだけで気分が上がる可愛いものが欲しい」という場合は、リファ(特にハートコーム アイラ)がベストバイと言えるでしょう。
私自身、自宅の洗面所にはラブクロムを置いて朝のスタイリングや寝癖直しに使い、外出用のミニバッグにはリファのハートコームを忍ばせるという「二刀流」で使い分けています。これが一番ストレスがなく、常に髪をベストな状態に保てる組み合わせだと感じています。
しかし、まずは一本を選びたいという方が大半だと思います。そこで、両者の決定的な違いをざっくりとした比較表にまとめてみました。
| 比較項目 | ReFa ハートコーム アイラ | LOVE CHROME Fツキ シルバー |
|---|---|---|
| 価格(税込) | ¥2,970 | ¥4,620〜 |
| 主な強み | 前髪セット・携帯性・デザイン | 静電気除去・摩擦軽減・ツヤ出し |
| 形状 | 折りたたみ(ハート型) | 三日月型(専用ケース付) |
| 重量 | 約13g(超軽量) | 約19g(モデルによる) |
| 防水(お風呂) | × 不可 | × 不可(IN BATHモデルは○) |
表を見るとわかる通り、価格帯にも少し差があります。リファのハートコームは3,000円を切る価格設定で、比較的手に取りやすいのも魅力の一つです。対してラブクロムは、ベーシックなモデルでも4,000円台後半からとなり、素材のグレードが上がると1万円を超える高級品となります。
「たかがクシに5,000円も出すの?」と最初は思うかもしれません。でも、ヘアオイルやトリートメントは使い切れば終わりですが、コームは一度買えば(落として割らない限り)半永久的に使えます。毎日使う日用品としてのコストパフォーマンスを考えれば、決して高い投資ではないと私は思います。
あなたのライフスタイルを想像してみてください。朝、時間がない中で髪をとかすだけでツヤを出したいのか、それともランチの後やデートの前に、さっと鏡を見て前髪を整えたいのか。そのシーンに合わせて選ぶことが、後悔しない買い物の第一歩です。
選び方のポイント
・自宅ケア&髪質重視なら「ラブクロム」
・持ち運び&スタイリング重視なら「リファ」
静電気抑制など効果の違いを解説
この2つのコーム、髪へのアプローチ方法も全く違います。ここが少しマニアックですが面白いところなんです。それぞれのブランドが掲げる技術的な背景を知ることで、なぜその効果が出るのかが深く理解できます。
ラブクロムの「JP CHROME-TECH®」による物理的アプローチ
ラブクロムのクシ✨️
これですいたらサラサラ♡
個人的にはリファより絶対にラブクロムの方がまとまりが良い!#ラブクロム pic.twitter.com/xC1aD2dpT1— 🎀りぼん🎀 (@merumeruoyuki) September 2, 2025
まずラブクロムですが、このコームは美容業界ではなく、工業界の技術から生まれているという点が非常にユニークです。元々は自動車部品など、極めて高い耐久性と滑らかさが求められる分野で培われた「JP CHROME-TECH®」という日本発の特殊加工技術が使われています。(出典:LOVE CHROME公式ブランドサイト)
この技術のすごいところは、コームの表面にある目に見えない微細な気孔(穴)をナノレベルで埋めて、極限まで平滑にしている点です。通常のプラスチックコームを顕微鏡で見ると表面は凸凹していますが、ラブクロムはツルツルです。これにより、髪との摩擦係数を劇的に低下させています。
さらに、特殊な金属層が高い導電性を持っているため、静電気を拡散して除去(アース)する機能が備わっています。冬場、ニットを脱いだ瞬間に髪がボワっと広がって顔にまとわりつくあの不快感。ラブクロムでとかすと、まるで魔法のようにスッと髪が落ち着くのは、この「吸着した静電気を逃がす」という物理的な作用によるものです。
実際に使ってみるとわかりますが、とかした瞬間に髪のボリュームが一段階ダウンし、表面の「面」が整う感覚があります。これはトリートメント剤による化学的なツヤではなく、キューティクルが物理的に閉じることで生まれる本来のツヤです。
リファの「マルキーズ構造」による形状的アプローチ
リファのコーム本当に買ってよかった🥹✨
百均しか持ってなかったからサラサラになって嬉しい!😭💞 pic.twitter.com/XR8sWyDyf9— 𝕃𝕚𝕝𝕪🧸𖤐⡱ (@oolily1234) October 28, 2025
対してリファは、素材そのものの化学的特性よりも、形状工学(メカニカルデザイン)で勝負しています。
リファのコームに採用されている「マルキーズ構造」とは、歯の断面形状を中央に向かって流線型にカーブさせる設計のことです。これにより、髪をとかす際に一点にかかる圧力を分散させ、髪への負担を軽減します。無理な力をかけずに、髪の絡まりを優しくほぐすことができるのが特徴です。
もちろん、リファのコームにもクロムコーティングが施されており、通常のプラスチックコームに比べれば静電気は起きにくいです。しかし、ラブクロムのような「静電気除去装置」としての強力な放電機能までは謳われていません。
リファの強みは、あくまで「髪をきれいに整える」「スタイリングをキメる」という点にあります。例えば、ハートコーム アイラには「ほぐしピン」と「みがきピン」という役割の違う歯が配置されており、さっととかすだけで髪に空気を含ませたようなふんわりとした仕上がりが作れます。
髪のツヤについて
・ラブクロム:静電気を除去し、キューティクルをピタッと閉じることで生まれる「しっとりとした重みのあるツヤ」
・リファ:髪の絡まりをほぐし、毛流れを整えることで生まれる「サラッとした軽やかなツヤ」
という違いを感じることが多いです。
お風呂で使えるのはどっちのコーム?
友達がラブクロムのインバス用のコームをプレゼントしてくれた…🫶ずっと欲しくて買うか悩んでたからすっごく嬉しい….🥹ちなみに店員さんが教えてくださったのですが、このコームは錆びにくくて抗菌性能もあるのでお風呂場に置いておいても大丈夫みたいです◎ pic.twitter.com/H7E4XTdEd0
— 𝕟𝕠𝕟⑅*ॱ˖ (@be_non_) October 26, 2025
「お風呂でトリートメントを馴染ませるときに使いたい」という需要は非常に多いのですが、ここには製品寿命に関わる大きな落とし穴があります。知らずに使ってしまうと、せっかくの高級コームを一瞬でダメにしてしまう可能性があるので注意が必要です。
結論から言うと、基本的にリファのコーム製品(ハートコームやマルキーズなど)はお風呂での使用は完全NGです。リファの製品は美しいメッキ加工が施されていますが、内部まで完全防水になっているわけではありません。
特にハートコームのような折りたたみ式の構造を持つ製品は、ヒンジの隙間や内部に水分が入り込みやすく、そこから金属部品がサビたり、コーティングが内側から浮いて剥がれたりする原因になります。また、浴室特有の湿気や温度変化も、精密なプラスチック部品には過酷な環境です。「ちょっとくらい大丈夫だろう」と思ってお風呂で使っていたら、ある日突然コーティングがペリッと剥がれてしまった…なんてことにならないよう、リファはドライヘア専用として使いましょう。
一方、ラブクロムには「IN BATH(インバス)」というお風呂専用モデルが存在します。ここがラブクロムのラインナップの素晴らしいところです。
通常のラブクロム(シルバーやゴールドなど)も、実は基本的にはお風呂NGです。しかし、「IN BATH」と名付けられたシリーズだけは、特殊な抗菌加工と、水分によるコーティング剥離を防ぐ強化加工が施されており、濡れ髪への使用が公式に推奨されています。
トリートメントを塗布した後、このインバスコームで髪全体をコーミングすると、トリートメント剤が髪の一本一本に行き渡り、浸透効率が格段にアップします。手ぐしで馴染ませるだけの場合と比べて、洗い流した後のトゥルンとした手触りが全く違います。お風呂時間を有効活用してサロン帰りのような髪を目指したいなら、迷わずラブクロムのインバスモデルを選んでください。
購入時の注意点
ラブクロムであっても、「ゴールド」や「シルバー」などの通常モデルをお風呂で使うのは避けましょう。コーティングの寿命を縮めます。必ずパッケージや商品名に「IN BATH」と記載されたモデルを選んでください。インバスモデルは見た目が少しマットな質感になっているのが特徴です。
寿命に関わる耐久性と割れるリスク
数千円から一万円以上する高級コームですから、できるだけ長く愛用したいですよね。しかし、これらのコームにはそれぞれ「寿命」に関わる明確な弱点が存在します。これを理解して扱うかどうかが、製品寿命を大きく左右します。
まず、ラブクロム最大の弱点は「衝撃に弱い」ことです。これは、JP CHROME-TECH®という加工技術のトレードオフでもあります。ラブクロムは、表面硬度を極限まで高めることであのツルツルの滑らかさを実現していますが、硬いものほど衝撃には脆い(もろい)という物理的な特性があります。
イメージとしては「陶器」に近いと考えてください。手から滑り落ちて、洗面所の固いタイル床やコンクリートに「カチャン」と当たった瞬間、無残にも真っ二つに割れてしまうことが多々あります。また、目に見える割れがなくても、微細なヒビ(クラック)が入ると、そこが髪を傷つける原因となり、コームとしての寿命は終わります。
実際に口コミやレビューを見ても、「買って3日で落として割った」「ポーチの中で他の化粧品とぶつかって歯が欠けた」という悲しい報告が後を絶ちません。ラブクロムを使う際は、「落としたら終わる」という緊張感を持って扱う必要があります。命綱(ストラップ)をつけたくなるレベルです。
対してリファは、ベースの素材に柔軟性のあるABS樹脂やポリカーボネートを使用しているため、落下による致命的な破損リスクはラブクロムより相対的に低いです。多少落としても、ポーンと跳ねて無事なことが多いです。
しかし、リファ(特にハートコーム)の弱点は「可動部」にあります。折りたたみ式のヒンジ(蝶番)部分や、開閉時のロック機構は、毎日カチャカチャと動かしていれば必ず摩耗します。長期間使用していると、ロックが甘くなって勝手に閉じてしまったり、ヒンジが緩んでグラグラになったりする可能性があります。
つまり、「一撃死のリスクがあるラブクロム」か、「経年劣化で可動部が弱るリファ」か、という耐久性の違いがあるのです。
持ち運びに便利な折りたたみ機能の違い
そうだ、入手困難だったリファのコームやっと手に入れたのだ。ピンクゴールドかわよ✨「使う方に愛が来る様に」って意味でアイラって名前なんだってばよ‼️泣けるでぇ😭ダイジニツカウ
今まで100均のコーム使ってたからワイの髪が黄金に輝くぜ!!! pic.twitter.com/kLjIjeLcUb
— 森尾 (@moru_gamebox) October 22, 2024
外出先での使用をメインに考えている場合、携帯性は最重要項目です。バッグの中での収まり具合や、取り出しやすさを比較してみましょう。
この点に関しては、リファのハートコーム アイラに圧倒的な軍配が上がります。
リファのハートコームは、折りたたむと手のひらサイズのコロンとしたハート型になります。この構造の最大のメリットは、「コームの歯(ピン)が完全にカバーされる」という点です。そのまま無造作にメイクポーチやミニバッグに放り込んでも、コームの歯が折れる心配もありませんし、逆にコームの歯がバッグの内布や他のコスメを傷つけることもありません。
使うときはカバーを開くだけで「カチッ」とロックがかかり、しっかりとしたグリップ感のあるコームに変身します。鏡の前でサッと取り出して使う所作もスマートで、何より見た目が可愛いので、メイク直しの時間が楽しくなります。
一方、ラブクロムにも「ツキ」などの携帯用軽量モデルがありますが、折りたたみ機能はありません。薄くて軽い(最軽量モデルは約17g)のは素晴らしいのですが、そのまま持ち歩くと歯が剥き出しの状態です。
ラブクロムは前述の通り衝撃に弱いため、裸のままバッグに入れるのは自殺行為です。必ず付属の袋や専用のハードケースに入れる必要があります。いざ使おうと思ったときに、「バッグからケースを取り出す」→「ケースからコームを取り出す」というワンアクションが必要になるため、サッと取り出して使う手軽さではリファに劣ります。
ただ、ラブクロムの「ツキ」モデルには、コームの横に「取り分け刃」という突起がついています。これが髪の分け目を変えたり、前髪を細かく調整したりするのに非常に便利です。機能性をとことん追求したい方には、このひと手間をかけてでも持ち歩く価値はあるでしょう。
リファやラブクロムのコームをギフトに選ぶ場合
母の日に長女がプレゼントしてくれたリファのコーム🥰可愛くてテンション上がるわー♡
ストレートアイロンも新色予約済み✨️楽しみー☺️ pic.twitter.com/hOwNd1YQIm— reireiny (@reireimammy) June 20, 2025
自分用はもちろんですが、この2つのコームはプレゼントとしても大人気です。価格帯も3,000円〜1万円台と、相手に気を遣わせすぎず、かといって安っぽくもない「ちょっと良いギフト」として絶妙な立ち位置にあります。ただ、贈る相手の性別やタイプによって、おすすめすべきブランドが明確に変わってきます。
プレゼントで女性に喜ばれるモデル
女性へのプレゼントなら、正直なところリファ(ReFa)の方が「外さない」確率は高いと思います。
特に「ハートコーム アイラ」は、そのパッケージの可愛さからしてギフト向きです。キラキラとした箱を開けると、ジュエリーのようなハート型のコームが現れる。この「開封体験」の高揚感は、リファならではの強みです。
カラーバリエーションも豊富で、ローズゴールド、シルバー、シャンパンゴールドに加え、限定色なども頻繁に登場します。相手の好きな色や、いわゆる「推しカラー」を選んでプレゼントすることで、「私のことわかってる!」という喜びをプラスすることができます。「持っているだけで女子力が上がるアイテム」として広く認知されているので、美容に関心の高い友人や、おしゃれな彼女へのギフトには最適です。
ただし、相手が「本気で髪のダメージに悩んでいる」とか、「可愛いものよりも実用性を重視するクールなタイプ」の女性であれば、ラブクロムの高級ラインを贈るのもアリです。特に純金コーティングされた「K24GP ゴールド」モデルは、その圧倒的な輝きとプロ仕様の性能で、本物志向の女性の心を掴むでしょう。
メンズへのギフトにおすすめのコーム
最近は男性でもヘアケアや身だしなみにこだわる方が増えていますが、男性へのギフトなら断然ラブクロムがおすすめです。
理由はシンプルで、デザインが「道具(ギア)」としてカッコいいからです。リファのハートコームを男性が使うには少し勇気がいりますが、ラブクロムの無駄を削ぎ落とした工業的なデザインは、多くの男性の感性に刺さります。
「実はこれ、車のエンジンの摩擦を減らす技術で作られていて…」というような、スペックや技術的背景を語れるストーリーがあるのも、男性が喜ぶポイントです。洗面所に無造作に置いてあっても様になりますし、胸ポケットからスッと出してもスマートです。
おすすめのモデルは、シンプルでクールな「Fテツキ シルバー」や、さらに耐久性を高めたマットな質感の「PGプレミアムブラック」です。特にブラックモデルは指紋が目立ちにくく、プロフェッショナルな雰囲気が出るので、ビジネスマンへの贈り物としても最適です。寝癖直しや、ワックスをつける前の整髪用として、一本あると劇的に便利さを感じるはずです。
似てる偽物に注意!見分け方の解説
人気ブランドの宿命ですが、残念ながらどちらも偽物(模倣品)が多く出回っています。特にフリマアプリや、定価よりも極端に安い価格を謳う非公式のネットショップは要注意です。精巧なコピー品から、粗悪なプラスチック品まで様々です。
リファの偽物の特徴
リファの偽物は、見た目はそっくりでも機能面でボロが出ます。
- ロックが甘い:開いたときの「カチッ」という音がなく、使っていると勝手に閉じてしまう。
- ピンが硬い:本物はしなやかですが、偽物はただの硬いプラスチックで頭皮が痛い。
- 重量が軽い:中身が詰まっていないため、持った瞬間にチープな軽さを感じる。
- ホログラムがない:外箱やギャランティーカードにキラキラと光るホログラム印刷がない。
ラブクロムの偽物の特徴
ラブクロムの命である「表面加工」の品質が全く異なります。
- 表面のバリ:正規品はどこを触ってもツルツルですが、偽物は成形時の継ぎ目や突起(バリ)が残っており、髪を傷つける。
- 軽すぎる:正規品も軽いですが、偽物は中身がスカスカで異常に軽い。
- ロゴの刻印:正規品は深く鮮明な刻印ですが、偽物はプリントだったり、刻印が浅くて読みづらかったりする。
- 効果がない:当然ですが、特殊な金属加工がされていないため、静電気除去効果はゼロです。
購入時の絶対ルール
「新品未使用」と書かれていても、フリマサイトでの購入はリスクが高すぎます。数千円をケチって効果のないただのプラスチックを買わされないよう、必ず公式ショップ(MTG ONLINESHOPやLOVE CHROME公式ストア)、または正規取扱店の印がある店舗で購入することを強くおすすめします。
人気の色や形などラインナップの違い
最後に、いざ購入するとなったときに迷わないよう、代表的なラインナップの特徴を整理しておきます。
ReFa(リファ)の主なラインナップ
- ハートコーム アイラ(HEART COMB Aira):
現在の主力製品。前髪特化で持ち運び最強。カラー展開が豊富で一番人気。まずはこれを選べば間違いなし。 - マルキーズ(MARQUISE)シリーズ:
自宅用のスティック型コーム。「マルキーズ ウィズ(携帯用)」「マルキーズ アレンジ(セット用)」など用途別に分かれている。機能重視の玄人向け。
LOVE CHROME(ラブクロム)の主なラインナップ
ラブクロムは「形」と「素材(グレード)」の掛け合わせで選びます。
【形の種類】
- ツキ(TSUKI):三日月型。持ち運びやすく、取り分け刃付きで前髪セットに便利。
- テツキ(TETSUKI):持ち手付きのいわゆるクシ型。自宅での使用やロングヘアの方に最適。
- ナミ(NAMI):波状の刃を持つ。絡まりやすい髪をほぐすのに特化。
【素材のグレード】
- シルバー(F):スタンダードモデル。基本機能は十分備えている。コスパ重視ならこれ。
- プレミアムブラック(PG):希少金属を使用し、耐久性と髪への当たりが向上。硬毛・多毛の人におすすめ。
- ゴールド(K24GP):純金(24K)コーティングの最高級モデル。究極に優しい当たりで、細毛やダメージ毛、敏感肌の方に最適。
- インバス(IN BATH):お風呂専用。濡れ髪への使用ならこれ一択。
リファとラブクロムのコーム比較まとめ
ここまでリファとラブクロムのコームについて詳しく比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。どちらも「髪をとかす」という日常の行為を、特別なケアタイムに変えてくれる素晴らしいアイテムです。
最後に改めて、あなたのニーズに合わせた選び方をまとめておきます。
あなたにおすすめなのはどっち?
- ラブクロムがおすすめな人
・髪のパサつき・広がり・静電気が深刻な悩み
・自宅でじっくりと髪質改善ケアをしたい
・お風呂でトリートメントコームとして使いたい(IN BATHモデル)
・男性へのクールなプレゼントを探している - リファがおすすめな人
・外出先で前髪やおくれ毛をササっと直したい
・できるだけ荷物は軽く、コンパクトに持ち運びたい
・持っているだけで気分の上がる可愛いデザインが好き
・女性への絶対に外さないプレゼントを探している
私自身は、自宅用にラブクロムのテツキ、持ち歩き用にリファのハートコームという使い分けに落ち着きましたが、まずはあなたのライフスタイルの中で「一番コームを使いたいシーン」を想像して、ベストな一本を選んでみてください。その一本が、あなたの髪をより美しく輝かせてくれるはずです。

