シャープの空気清浄機はうるさい?異音の原因と自分でできる直し方

対処法
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リビングで静かに過ごしている時や、深夜の寝室でふとシャープの空気清浄機がうるさいと感じることはありませんか。本来なら快適な空気を作ってくれるはずの家電が、ジーという耳障りな放電音を立てたり、カタカタと何かがぶつかるような異音を出し始めると、気になって眠れなくなってしまうこともありますよね。

実は、シャープの空気清浄機がうるさいと感じる原因の多くは、日々の掃除不足やフィルターの目詰まり、あるいはちょっとした設定の不備だったりします。そのまま放置して寿命かなと諦めてしまう前に、まずは自分でできる直し方をチェックしてみるのがおすすめです。

この記事では、加湿機能の影響やパーツのズレなど、音の種類ごとに考えられる原因を整理して、私自身の経験も踏まえた解決策を詳しくご紹介します。これを読めば、不快なゴーという騒音から解放されて、また静かで清潔な空間を取り戻せるようになりますよ。

【この記事で分かること】

  • 音の種類から判断する異音の正体と具体的なチェックポイント
  • 勝手にフルパワー運転にならないためのセンサー感度調整のコツ
  • 加湿ユニットの不快な打撃音を解消する正しいメンテナンス手順
  • 故障と寿命の境界線や修理にかかる費用相場と買い替えの目安

シャープの空気清浄機がうるさいと感じる原因と異音

空気清浄機から発生する「音」には、製品の仕様として鳴る正常な音と、トラブルの兆候である異常な音の2種類があります。まずは今聞こえている音がどちらに該当するのか、音の鳴り方や発生場所をじっくり観察して切り分けてみましょう。ここでは、ユーザーの皆さんが特にお悩みになりやすい代表的な異音のパターンを5つに分けて解説していきます。

ジーというプラズマクラスターの異音の正体

吹出口のあたりに耳を近づけると聞こえてくる「ジー」や「チチチ」という細かな連続音。これはシャープ製品の代名詞とも言える「プラズマクラスターイオン」を作り出す際に発生する放電音です。実はこの音、製品が正常に空気を浄化している証拠でもあるんですよ。プラズマ放電によってイオンを空中に放出する仕組み上、どうしても小さな電気的な音が発生してしまうんです。

ただし、以前は気にならなかったのに最近急にこの音が大きくなった、あるいは「ジリジリ」と不規則に弾けるような音が混じるようになったという場合は注意が必要です。これは、イオンを発生させる電極ユニットの先端にホコリや湿気が付着し、放電が不安定になっている可能性が高いからです。放電が乱れると、浄化能力が十分に発揮されないだけでなく、音も耳障りになってしまいます。特に静かな夜間などは、このわずかな高周波音が意外とストレスになることもあるんですよね。

基本的には故障ではありませんが、あまりに音がうるさいと感じる時は、ユニットのお掃除タイミングだと考えて良いでしょう。シャープの公式サイトでも、ユニットの電極部は定期的にお手入れすることが推奨されています。この小さな「ジー」音を放置しておくと、最終的にはイオン発生ユニットの寿命を縮めてしまう原因にもなりかねないので、異音の変化には敏感になっておきたいところですね。

カタカタ音は背面パネルの浮きやフィルター掃除で改善

※イメージ画像

「カタカタ」「ガタガタ」という乾いた感じの振動音は、製品内部のどこかが物理的に干渉しているサインです。この音の発生源として最も頻度が高いのは、実は「背面パネルの取り付け不良」なんです。掃除の後にパネルをはめる際、ツメがしっかりとはまっておらず、わずかな隙間が空いていると、ファンの回転に伴う微振動がパネルに伝わって大きな共鳴音となってしまいます。

また、内部にセットされているHEPAフィルターや脱臭フィルターが斜めに浮いていたり、前後の向きを間違えて無理やり押し込んでいたりする場合も同様です。フィルターが正しく収まっていないと、空気の流れが乱れて風圧でフィルター自体が振動し、本体の内壁に「カタカタ」と当たり続けることがあります。これは製品の故障ではなく、単なる「セットミス」なので、まずは一度全てのパーツを外して、指で押さえてガタつきがないことを確認しながら丁寧に取り付け直してみてください。

それでも直らない場合は、本体底面のキャスターがロックされていなかったり、設置している床面が不安定だったりすることも考えられます。特に古いフローリングやクッションフロアの上に置いていると、本体の重さと振動が複雑に絡み合って変な音が出やすいんです。まずは一度パネル周りの掃除を兼ねて、パズルのようにカチッとはまるまでパーツを組み直してみるのが、一番の近道ですよ。

センサー感度の調整で急にうるさい状態を解消する

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「さっきまで静かだったのに、急にフルパワーで回り始めてうるさい!」とお困りの方も多いはず。これは、本体に搭載されている高感度ホコリセンサーやニオイセンサーが、周囲のわずかな空気の変化を検知して、自動運転モードで風量を最大に引き上げている状態です。例えば、近くで布団を動かした時のホコリや、調理中のニオイ、さらには加湿器の霧などにも反応して、一生懸命に空気を綺麗にしようと頑張ってくれているわけですね。

しかし、中にはセンサーが敏感すぎて、目に見えないレベルの汚れに対しても過剰に反応し続け、結果としてずっと強運転でうるさいままというケースもあります。これではリラックスタイムも台無しですよね。そんな時に試してほしいのが、「センサー感度の調整」という隠れた機能です。

センサー感度を下げる手順(一般的なモデル)

1. 運転中に特定のボタン(「パワフル吸じん」や「風量」など)を3秒以上長押しします。
2. 表示部のランプが点滅し、現在の感度設定(高い・標準・低い)が表示されます。
3. ボタンを再度押して、感度を「低い」に切り替えてから、設定を確定させます。

この設定を「低い」にするだけで、センサーの過剰反応が抑えられ、不必要なフルパワー運転を防ぐことができます。もちろん、本当にお部屋の空気が汚れた時はしっかり反応してくれますので安心してください。夜間の騒音トラブルを防ぐためにも、一度設定を見直してみる価値は十分にありますよ。

ブーンという風切り音の直し方と吸気効率の改善

「ブーン」「ゴー」という唸るような低い音は、専門的には「流体騒音」と呼ばれます。この音の最大の原因は、フィルターの目詰まりによる吸気抵抗の増大です。掃除を怠って背面パネルのプレフィルターにホコリがびっしり詰まると、ファンは設定された風量を維持しようとして、より強い力で空気を吸い込もうとします。このとき、詰まったホコリの隙間を無理やり空気が通ることで「ブーン」という大きな風切り音が発生する仕組みです。

これを解消するには、まずは何よりも掃除機でプレフィルターを綺麗にすることが先決です。これだけで、塞がれていた空気の通り道がスムーズになり、ファンの負荷が減って驚くほど静かになります。もしフィルターを掃除しても音が静かにならない場合は、設置場所に問題があるかもしれません。シャープの空気清浄機は背面から空気を吸い込むため、壁にピッタリと密着させて置くと、吸気の効率が極端に落ちて音が大きくなってしまいます。

メーカーが推奨する理想的な設置距離は、壁から約3cm以上(効率を重視するなら30cm以上)です。また、本体の左右がカーテンや家具で塞がれていないかも確認してみてください。空気の「入り口」と「出口」をしっかり確保してあげるだけで、騒音問題の多くは解決の方向に向かいますよ。

加湿運転時に発生するポコポコ音の原因と対処法

加湿機能を使っている季節に多いのが、本体内部から聞こえる「ポコポコ」「ボコッ」という水が跳ねるような音です。寝静まった夜にこれが聞こえてくると、水漏れでもしているのではないかと不安になりますよね。ですが、安心してください。この音は、給水タンクから下のトレーに水が移動する際、空気がタンク内に入る時に出る自然な音なんです。ペットボトルを逆さまにした時に泡が出るのと同じ原理ですね。

特に加湿風量が「強」の設定になっている時や、お部屋が非常に乾燥している時は、水の消費が激しいため給水の頻度が高まり、ポコポコという音が頻繁に聞こえるようになります。これは製品の構造上避けられないもので、故障ではありません。もしどうしても気になる場合は、寝る前だけ加湿の風量を「静音」に設定するか、加湿機能そのものをオフにすることで音を完全に消すことができます。

ただし、もし音が「カタコン、カタコン」という硬い音に変わってきたら要注意です。これは水の移動音ではなく、加湿フィルターに付着した水垢(ミネラル成分)が石のように固まり、回転する際にトレーの壁面を叩いている音かもしれません。この場合は放置しておくと加湿モーターの故障に繋がるため、次にご紹介するクエン酸を使った本格的なメンテナンスが必要になってきます。音のニュアンスが「水」なのか「固形物」なのかを見極めるのが、トラブルを未然に防ぐコツですね。

 

シャープの空気清浄機がうるさい時のメンテナンス術

毎日頑張ってくれている空気清浄機も、長い間使い続けていると汚れが蓄積し、それが騒音の引き金になってしまいます。ここでは、機械が発する「うるさい!」というSOSに応えるための、効果抜群なメンテナンス術を詳しくお伝えします。正しいお手入れをマスターして、静かな動作環境を取り戻しましょう。

1ヶ月に1度のクエン酸洗浄で加湿の異音を予防

加湿機能付きのモデルにおいて、最も多い異音トラブルの原因が「加湿フィルターの硬化」です。水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分は、水分が蒸発すると白い結晶としてフィルターに残ります。これが蓄積すると、フィルターがまるで石のようにカチカチに固まり、回転する時に本体とこすれて不快な摩擦音や打撃音を発生させるんです。この「ガリガリ」「カタカタ」という音を未然に防ぎ、解消してくれる最強のアイテムが「クエン酸」です。

クエン酸は酸性の性質を持っているため、アルカリ性の汚れである水垢を溶かして落とすのに最適です。月に1回を目安に、以下の手順で徹底洗浄を行ってみてください。

洗浄ステップ 具体的な作業内容とコツ
1. 洗浄液の準備 40℃以下のぬるま湯1Lに対し、クエン酸大さじ2/3を溶かします。
2. つけ置き洗い フィルターを枠から外し、約2時間浸します。汚れがひどい時は長めに。
3. もみ洗い・すすぎ 浮いた汚れを優しく落とし、水道水で2〜3回しっかりすすぎます。
4. 乾燥・セット 水気を切り、元の通りにカチッとはめ込みます。

このお手入れをサボると、異音だけでなく「生乾きのような嫌なニオイ」の原因にもなってしまいます。定期的なクエン酸洗浄は、静音性と清潔さを保つための、いわば空気清浄機の健康診断のようなもの。手間はかかりますが、終わった後の静かな動作音を聞けば、その効果をきっと実感できるはずですよ。

吹出口の掃除でジーという放電音をメンテナンス

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プラズマクラスターの「ジー」という放電音が以前より明らかに目立つようになったら、それはイオン発生ユニットのメンテナンス時期です。製品の内部で静電気のようにパチパチと放電を行っている部分には、空気中の微細なホコリが吸い寄せられやすく、それが電極にこびりつくことで放電が不安定になり、音が増幅されてしまうんです。

掃除の方法は意外と簡単。本体の側面やフィルターの奥にある「プラズマクラスターイオン発生ユニット」を取り出します。電極の先端にある小さな針のような部分を、付属のユニット清掃ブラシや市販の綿棒を使って、優しくなぞるようにホコリを取り除いてください。このとき、強くこすりすぎると電極を曲げてしまう可能性があるので、力を入れすぎないのがポイントです。

また、吹出口のルーバー(羽)の部分にホコリが溜まっていると、そこを通る風が乱れて「ヒューヒュー」という高い音が出ることもあります。ユニットの掃除と一緒に、吹出口もハンディモップなどでサッと拭いてあげると完璧です。半年〜1年に1回のメンテナンスを習慣にするだけで、耳障りな高周波音に悩まされることがなくなりますよ。なお、ユニット自体には交換寿命(一般的に約2年)がありますので、掃除してもランプが消えない、あるいは音が異常なままの場合は、ユニット自体の買い替えも検討してみてください。

異音の種類から内部部品の寿命や故障を判別する

どれだけ掃除をしても、どれだけ丁寧にパーツを付け直しても一向に異音が止まらない……。そんな時は、残念ながら製品の物理的な故障や寿命の可能性を考えなければなりません。空気清浄機の心臓部であるファンモーターや、加湿フィルターを回すためのギヤモーターは、長年の使用によって軸受けのオイルが切れたり、ベアリングが摩耗したりします。こうなると、掃除のような表面的なケアではどうにもなりません。

故障を判断する一つの目安として、音の種類を改めて確認してみましょう。「キュルキュル」「キーキー」といった高い金属摩擦音や、「ゴロゴロ」と本体の奥から響く重たい振動音、あるいは電源を入れた瞬間に「ガッ」と何かが引っかかるような音がする場合は、内部部品の物理的な摩耗がかなり進んでいるサインです。また、運転中に焦げ臭いニオイがしたり、勝手に電源が落ちるような挙動があれば、電気系統のトラブルも疑われます。

故障が疑われる時のチェックリスト

  • 掃除をしても金属的な摩擦音(キーキー音)が消えない
  • 本体に触れると以前より激しく振動している
  • 加湿設定にしているのにフィルターが全く回転していない
  • 風量を最小にしても、明らかに不自然な「うねり音」がする

こうした症状が出ている場合、そのまま使い続けるとモーターの過熱による事故にも繋がりかねません。無理に自分で分解しようとせず、まずは一旦使用を停止して、専門家による点検を受けることを強くおすすめします。

部品交換の修理代と買い替え時期を判断する目安

異音が故障だと判明した際、次に悩むのが「修理するか、新しく買うか」という問題ですよね。シャープの空気清浄機の設計上の標準使用期間は、一般的に「10年」とされています。これを超えて使用している場合は、補修用性能部品の保有期間も過ぎている可能性が高く、メーカーでも修理が受けられないことがあります。逆に、購入から3〜4年程度であれば、修理して使い続けたほうが経済的かもしれません。

気になる修理費用の目安ですが、ファンモーターの交換や基板の修理が必要な場合、出張費や技術料を含めて約12,000円〜29,000円(税込)程度の費用がかかるのが一般的です。一方で、近年の空気清浄機は型落ちの新品モデルであれば2万円前後で購入できることも多いため、修理代が新品価格を上回ってしまう「修理貧乏」の状態になることもしばしばです。

修理内容の目安 概算費用(税込) 判断のポイント
ファンモーター・基板交換 12,000円〜29,000円 5年以上経過なら買い替えも検討
加湿ユニット・モーター交換 8,000円〜18,000円 加湿機能の使用頻度で判断
出張診断のみ(キャンセル時) 5,500円〜8,250円 事前に電話で症状を伝えて相談

修理を依頼する前には、必ずシャープ公式の「故障診断ナビ」などで現状を確認し、見積もりを取るようにしましょう。もし「静音性だけでなく省エネ性や集じん能力も落ちてきたな」と感じるなら、最新モデルへの買い替えが結果として満足度を高めてくれるはずです。(出典:シャープ公式サポート『故障診断ナビ』)

ガタガタする振動音を抑えるための設置場所の工夫

製品そのものに問題がなくても、設置されている「環境」が騒音を大きくしている場合があります。特に軽量なモデルや、キャスター付きのモデルをフローリングの床に直接置いていると、内部のファンの回転に伴う微細な振動が床板に伝わり、部屋全体を震わせる「太鼓現象」のような状態になることがあるんです。これが、私たちが感じる「ガタガタ」「ブーン」という騒音の正体の一つです。

このタイプの騒音を抑える最も簡単で効果的な方法は、設置場所のクッション性を高めることです。市販されている厚手の洗濯機用防振ゴムや、100円ショップでも手に入るジェル状の防振マットを足元に敷くだけで、床への振動伝達が劇的にカットされ、驚くほど運転音が静かになります。また、ラグやカーペットの上に配置するだけでも、反響音が吸収されて耳への負担が軽くなりますよ。

さらに、部屋のコーナー(隅っこ)に設置している方は、少しだけ位置をずらしてみてください。壁がL字型になっている場所は音が反射して増幅されやすく、実際のデシベル数以上にうるさく感じてしまう性質があります。壁から少し離し、できれば空気の循環が良い解放感のある場所に置くことで、音を抑えつつ集じん効率もアップさせることができます。ちょっとしたレイアウト変更だけで「あれ、こんなに静かだったっけ?」と思えるはずですので、ぜひ一度試してみてください。

シャープの空気清浄機がうるさい問題の解決策まとめ

ここまで、シャープの空気清浄機がうるさいと感じる様々な原因とその対処法について解説してきました。最後にもう一度大切なポイントを振り返ってみましょう。異音の多くは、フィルターの目詰まりやパーツの取り付けミス、あるいは加湿フィルターの水垢といった、私たちユーザーのちょっとしたお手入れで解決できるものがほとんどです。まずは落ち着いて音の種類を聞き分け、クエン酸洗浄や背面パネルの確認を行ってみてください。

一方で、内部のモーター軸の摩耗など、寿命や故障が疑われる場合には、無理に使い続けずプロの判断を仰ぐことも大切です。修理費用と新品の購入価格を天秤にかけ、今のライフスタイルに最適な選択をしてくださいね。最終的な判断や詳細な製品仕様については、必ずお持ちの機種の取扱説明書や、シャープの公式サイトで最新の情報を確認するようにしましょう。この記事の内容が、あなたが再び静かで心地よい空気の中で過ごせるようになるためのお役に立てれば、私としてもこれほど嬉しいことはありません。シャープの空気清浄機がうるさいという悩みから解放されて、毎日を気持ちよく過ごせるよう応援しています!

何を隠そう、私も以前メンテナンスを怠って異音に悩まされた一人です。でも、一度しっかり掃除を覚えると、その後の快適さが全然違いますよ。もし「やっぱりもう寿命かも……」と思ったら、最新のモデルはより静音性が向上しているので、買い替えを機にさらに快適な生活を手に入れるのも素敵な選択だと思います!

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