絶大な人気を誇るホンダN-BOX。広い室内空間と使い勝手の良さから、中古車市場でも常に高い需要があります。しかし、いざ購入を検討し始めると、「中古車選びで失敗や後悔をしたくない」という不安がよぎる方も多いのではないでしょうか。
新車と中古車どっちを選ぶべきか、N-BOXの中古車相場はいくらくらいなのか、といった価格面での悩みはもちろんのこと、N-BOXならではのメリットや良い所だけでなく、デメリットと欠点は何があるのかも事前に把握しておきたいものです。また、買って後悔しないために買ってはいけない車の特徴や、壊れやすいという噂は本当なのか、走行距離で見る寿命と乗れる年数についても知っておきたいところでしょう。
さらに、10年落ちのN-BOXは選択肢に入るのか、あるいは狙い目でおすすめの売れ筋グレードは何か、そして多少高くても安心を求めるなら認定中古車を検討すべきかなど、疑問は尽きないかもしれません。
この記事では、N-BOXの中古車選びに関するあらゆる注意点を網羅的に解説し、あなたの車選びを全力でサポートします。
【この記事で分かること】
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N-BOX中古車の価格相場と賢い予算の考え方
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後悔しないための具体的なチェックポイントと注意点
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年式や走行距離に応じたモデルの選び方と寿命
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おすすめのグレードと安心して購入できる方法
N-BOXの中古車購入で失敗しないための注意点
画像出典:ホンダ公式サイト
N-BOXの中古車選びを始めるにあたり、まずは価格の相場や新車との比較、基本的なメリット・デメリットといった、購入の土台となる知識を身につけることが大切です。ここでは、後悔しないために最初に知っておくべき基本的な注意点について解説します。
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新車と中古車どっちを選ぶべきか
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N-BOXの中古車相場はいくらか
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中古車が高い理由と安い理由とは
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N-BOXのメリットと良い所を解説
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デメリットと欠点は何があるのか
新車と中古車どっちを選ぶべきか
N-BOXの購入を考えたとき、多くの人が最初に悩むのが新車と中古車のどちらを選ぶかという点です。これは、予算や価値観、車をいつまでに手に入れたいかによって最適な選択が変わってきます。
新車のメリットとデメリット
新車の最大のメリットは、誰も使用していないまっさらな状態の車に乗れる満足感と、メーカーの充実した保証を受けられる安心感にあります。グレードやボディカラー、オプションを自由に選べるため、自分だけの一台をオーダーメイドできるのも魅力です。
一方で、デメリットとしては価格の高さが挙げられます。また、人気車種であるN-BOXは、注文してから納車されるまでに数ヶ月単位の時間がかかる場合があることも考慮に入れる必要があります。
中古車のメリットとデメリット
中古車の魅力は、何と言っても新車に比べて価格が安いことです。同じ予算であれば、新車よりも上のグレードや多くのオプションが付いた車両を狙うことも可能になります。また、販売店に在庫があれば契約から短い期間で納車されるため、すぐに車が必要な方にとっては大きな利点です。
しかし、中古車は一台一台の状態が異なるため、品質を見極める目が必要になります。前の所有者の乗り方によっては、部品の消耗が進んでいる可能性も否定できません。保証期間が新車より短い、または付帯しないケースがある点も注意が必要です。
このように、新車と中古車にはそれぞれ一長一短があります。価格を抑えたい、あるいは早く手に入れたいのであれば中古車が、最新の性能や自分好みの仕様、長期的な安心を求めるなら新車が適していると考えられます。
N-BOXの中古車相場はいくらか
N-BOXの中古車価格は、年式、走行距離、グレード、車両の状態で大きく変動します。ここでは、大まかなモデルごとの相場観を解説します。
初代モデル(2011年~2017年)
初代N-BOXは、生産終了から時間が経過しているため、かなり手頃な価格帯で見つけることができます。相場としては、おおよそ40万円から140万円前後で推移しています。
特に2015年のマイナーチェンジ前の前期型であれば、総額100万円以下で購入できる車両も少なくありません。ただし、年式が古く走行距離も伸びている個体が多いため、購入の際は車両の状態をより慎重に確認することが求められます。
2代目モデル(2017年~2023年)
2代目N-BOXは、先進安全装備「Honda SENSING」が全車標準装備となり、中古車市場でも非常に人気が高いモデルです。相場は、おおよそ70万円から260万円前後と、価格帯にかなり幅があります。
2020年のマイナーチェンジを境に前期型と後期型に分かれ、後期型はより高値で取引される傾向です。高年式で走行距離が少ない「届出済未使用車」なども市場に流通しており、これらは新車に近い価格で販売されています。
これらの価格はあくまで目安であり、実際の販売価格は個々の車両状態によって異なります。予算を立てる際の参考にしてください。
中古車が高い理由と安い理由とは
N-BOXの中古車価格が他の軽自動車に比べて比較的高値で安定しているのには、いくつかの理由があります。また、同じN-BOXでも価格に差がつく要因を知っておくことは、賢い中古車選びに繋がります。
N-BOXの中古車が高い主な理由
N-BOXの中古車価格が高い最大の理由は、新車としての人気が非常に高く、中古車市場でも圧倒的な需要があるためです。欲しい人が多いため、価格が下がりにくい状況が続いています。
また、新車の価格設定が軽自動車の中では高額な部類に入ることも一因です。元の価格が高いため、中古車になってもある程度の価格が維持されます。さらに、近年の新車納期遅延の影響で、すぐに乗れる中古車の需要が高まっていることも、価格を押し上げる要因となっています。
価格が安い中古車に考えられる理由
一方で、相場よりも明らかに安い価格で販売されているN-BOXには、何らかの理由があると考えられます。最も一般的なのは、走行距離が多い「過走行車」や年式が古いことです。
また、事故などで車の骨格部分を修理した「修復歴車」は、安全性への懸念から価格が大幅に下がります。ボディカラーが不人気色である場合や、内外装に目立つ傷や汚れがある場合も安くなる傾向にあります。これらの安い理由を正しく理解し、自分がどこまで許容できるのかを判断することが、お買い得な一台を見つける鍵となります。
N-BOXのメリットと良い所を解説
N-BOXが長年にわたり販売台数トップクラスを維持している理由は、他の軽自動車にはない数多くのメリットがあるからです。
圧倒的な室内空間の広さ
N-BOXの最大の魅力は、軽自動車の規格とは思えないほど広々とした室内空間です。ホンダ独自の技術「センタータンクレイアウト」により、燃料タンクを前席下に配置することで、低床化と広い室内空間を両立させています。
室内高は1,400mmもあり、大人の男性でも頭上には十分な余裕があります。後部座席も足元が広く、大人4人が乗っても窮屈さを感じさせません。この空間効率の高さが、ファミリー層からシニア層まで幅広い世代に支持される理由です。
使い勝手の良い荷室とシートアレンジ
広い室内空間は、大きな荷室スペースにも繋がっています。後部座席は簡単に倒すことができ、倒せば自転車のような大きな荷物も楽に積み込めるフラットな空間が生まれます。
さらに、後部座席の座面を跳ね上げる「チップアップ機構」もN-BOXの特長です。これにより、背の高い観葉植物などを立てたまま積むことが可能になります。助手席まで倒せば長尺物にも対応でき、日常の買い物からアウトドアレジャーまで、あらゆるシーンで活躍します。
軽自動車の枠を超えた質感の高さ
内外装の質感が高いことも、N-BOXの所有満足度を高める大きなポイントです。すっきりとしていながらも存在感のあるエクステリアデザインは、飽きがこないと評判です。
内装に目を向けると、上質な素材を使ったシートや、丁寧に作り込まれたインパネ周りが目に付きます。細部の加飾にもこだわりが感じられ、軽自動車にありがちなチープな印象は全くありません。まるで普通車に乗っているかのような上質な空間が、快適なドライブを演出します。
デメリットと欠点は何があるのか
多くのメリットを持つN-BOXですが、購入を検討する上ではデメリットや注意すべき点も理解しておく必要があります。
軽自動車としては高めの価格設定
N-BOXの欠点としてまず挙げられるのが、車両価格の高さです。新車価格は最も安いグレードでも160万円を超え、上級グレードでは230万円以上になります。これは他の軽スーパーハイトワゴンと比較しても高めの設定であり、中古車価格にも影響を与えています。装備や性能を考えると納得できる価格ではありますが、単純に安さを求める場合にはデメリットと感じるかもしれません。
車重による燃費性能への影響
N-BOXは広い室内空間や充実した装備を持つ反面、車両重量が重くなる傾向にあります。最新モデルでは燃費性能も大きく向上していますが、車重が軽い他の軽自動車と比較すると、カタログ燃費の数値で若干見劣りする場合があります。特にターボモデルや4WDモデルを選ぶ際は、燃費がNA・FFモデルより劣る点を認識しておく必要があります。
ハイトワゴン特有の走行時の注意点
全高が高いスーパーハイトワゴンに共通する注意点として、横風の影響を受けやすいことが挙げられます。特に高速道路での走行中や橋の上など、強い風が吹く場所ではハンドルが取られやすいと感じることがあります。
また、重心が高くなるため、カーブではセダンタイプなどの車に比べてボディの傾き(ロール)が大きくなりがちです。もっとも、N-BOXは走行安定性も高く評価されていますが、背の高い車特有の挙動があることは知っておくと良いでしょう。
後悔しないN-BOXの中古車の選び方と注意点
画像出典:ホンダ公式サイト
N-BOXの中古車選びで後悔しないためには、具体的な車両の状態を見極める目を持つことが不可欠です。ここでは、購入を避けるべき車の特徴から、年式やグレードの選び方、そして安心して購入する方法まで、より実践的な注意点を深掘りしていきます。
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買って後悔?買ってはいけない車の特徴
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壊れやすい?走行距離で見る寿命と年数
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10年落ちのN-BOXは選択肢に入るか
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狙い目でおすすめの売れ筋グレード
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安心を求めるなら認定中古車を検討
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売れてないグレードは存在するのか
買って後悔?買ってはいけない車の特徴
中古車市場には、残念ながら購入後にトラブルが発生する可能性が高い「買ってはいけない車」も紛れています。特に以下の特徴を持つ車両には細心の注意が必要です。
修復歴車
「修復歴車」とは、交通事故などにより自動車の骨格(フレーム)部分を損傷し、修理した経歴のある車を指します。骨格部分の損傷は、たとえきれいに修理されていても、ボディの強度や剛性の低下に繋がる可能性があります。これにより、走行安定性が損なわれたり、再び事故に遭った際の安全性が低下したりするリスクがあります。
中古車販売店は修復歴の有無を表示する義務がありますが、「修復歴あり」とだけ記載されている場合は、どの部位をどのように修理したのかを必ず詳しく確認しましょう。納得できる説明が得られない場合は、購入を避けるのが賢明です。
水没車(冠水車)
台風や集中豪雨などで、室内フロアの上まで水に浸かってしまった車を「水没車」または「冠水車」と呼びます。水没車は、電気系統に深刻なダメージを負っている可能性が非常に高いです。
一度水に浸かった配線やコンピューターは、乾燥させた後も腐食が進み、後から突然エンジンがかからなくなったり、エアコンが作動しなくなったりといった不具合を頻発させることがあります。悪臭やカビの原因にもなるため、水没車は基本的に避けるべきです。シート下の金属部分に不自然な錆がないか、車内にカビ臭さや異臭がないかなどをチェックするのも一つの方法です。
悪質な中古車販売店の特徴
車の状態だけでなく、どの販売店から購入するかも極めて大切です。車両本体価格を安く見せかけ、根拠のない高額な諸費用を請求する店や、契約を異常に急かす店には注意が必要です。また、車の状態に関する質問に対して曖昧な回答しかしない、スタッフの対応が不誠実であるといった場合も、取引には慎重になるべきでしょう。購入を決める前には、インターネット上の口コミや評判を確認することも有効な手段となります。
壊れやすい?走行距離で見る寿命と年数
N-BOXはホンダが開発した信頼性の高いエンジンを搭載しており、一概に「壊れやすい車」ではありません。しかし、どのような車でも走行距離や年数が経過すれば、部品は消耗し、交換が必要になります。
走行距離とメンテナンスの目安
一般的に、中古車の走行距離は1年あたり1万kmが目安とされます。5万kmを超えたあたりから、タイヤやブレーキパッド、バッテリーといった消耗品の交換時期が訪れることが多くなります。
さらに10万kmが近づくと、タイミングベルト(N-BOXはタイミングチェーン採用のため基本的に交換不要ですが、他の車種では重要)やウォーターポンプ、オルタネーター(発電機)といった、より高額な部品の交換が必要になる可能性が出てきます。
重要なのは、走行距離の多さそのものよりも、これまでにどのようなメンテナンスが行われてきたかです。定期点検記録簿(メンテナンスノート)を確認し、オイル交換などの基本的なメンテナンスが定期的に実施されてきたかをチェックすることが、車の寿命を知る上で鍵となります。
N-BOX特有の注意点
N-BOXの場合、両側パワースライドドアやCVT(無段階変速機)といった機構が搭載されています。これらの機構は非常に便利ですが、故障すると修理費用が高額になることがあります。中古車をチェックする際は、スライドドアがスムーズに開閉するか、走行中にCVTから異音や大きなショックがないかなども確認しておくと安心です。
適切なメンテナンスを続けていれば、N-BOXは15万km、20万kmと乗り続けることも十分に可能です。
10年落ちのN-BOXは選択肢に入るか
予算を最優先に考える場合、「10年落ち」のN-BOXが魅力的に映るかもしれません。10年落ちというと、主に初代モデル(2011年~2017年)が該当し、価格はかなり手頃になります。
10年落ちモデルのメリット
最大のメリットは、購入価格を大幅に抑えられる点です。総額で50万円前後から探すことも可能であり、初期投資を少なくしたい方にとっては大きな魅力です。基本的な「走る・曲がる・止まる」という性能や、N-BOXならではの室内の広さは健在なため、コストパフォーマンスは高いと言えます。
10年落ちモデルの注意点
一方で、10年という歳月は車の各部に影響を与えます。まず、安全装備の面では、現代の車に搭載されているような高度な衝突被害軽減ブレーキなどは備わっていません。2013年以降のモデルには「あんしんパッケージ」として簡易的な自動ブレーキがオプション設定されましたが、その性能は限定的です。
また、燃費性能も最新モデルには及びません。ゴムや樹脂パーツの劣化も進んでいるため、購入後に思わぬ部品交換が必要になる可能性は高まります。走行距離が10万kmを超えている車両も多く、前述の通り、エンジンや足回りなどの状態をより慎重に見極める必要があります。
これらの点を踏まえると、10年落ちのN-BOXは、車のメンテナンスにある程度知識があり、割り切って乗れる方には良い選択肢となり得ます。しかし、安全性を重視する方や、購入後の故障リスクを避けたい方には、より高年式のモデルをおすすめします。
狙い目でおすすめの売れ筋グレード
数多くのグレードが存在するN-BOXの中から、中古車として特におすすめの「狙い目」グレードをいくつか紹介します。
バランスの取れた2代目「L」グレード
2代目N-BOX(2017年~)の「L」は、標準モデルの中間グレードに位置します。エントリーグレードの「G」では手動となるスライドドアが、助手席側はパワースライドドアになるなど、日常使いでの快適性が大きく向上します。安全装備の「Honda SENSING」も標準で備わっており、価格と装備のバランスが非常に良いため、幅広いユーザーにおすすめできる売れ筋グレードです。
スタイリッシュな「カスタム L」
標準モデルでは物足りない、よりスタイリッシュな外観を求める方には「カスタム L」がおすすめです。専用のエアロパーツやメッキ加飾、LEDヘッドライトなどが装備され、存在感のあるデザインが魅力です。内装の質感も標準モデルより高められており、所有する満足感を満たしてくれます。
走りを求めるなら「カスタム L・ターボ」
高速道路の走行や坂道が多い地域での使用を考えているなら、ターボエンジン搭載モデルが狙い目です。軽自動車とは思えない力強い加速性能で、長距離移動のストレスを軽減してくれます。特に「カスタム L・ターボ」は、パドルシフトが装備されるなど、走りを楽しむための装備も充実しており、運転好きにはたまらない一台です。
特別仕様車も要チェック
N-BOXには、時折魅力的な特別仕様車が設定されます。例えば、2020年のマイナーチェンジで追加された「L コーディネートスタイル」は、ブラウンのツートーンルーフなど、おしゃれな内外装が特徴です。このような特別仕様車は中古車市場での流通量は限られますが、他の人と違う個性を求める方には絶好の選択肢となります。
安心を求めるなら認定中古車を検討
「中古車は欲しいけれど、品質や故障が心配」という方に最適な選択肢が、ディーラーが販売する「認定中古車」です。
認定中古車とは?
認定中古車とは、自動車メーカー系のディーラーが、独自の厳しい品質基準に基づいて点検・整備を行った中古車のことです。ホンダの場合は「Honda認定中古車 U-Select」という名称で展開されています。
修復歴がないことはもちろん、専門の査定士による車両状態の評価が行われ、点数で品質が開示されているため、車の知識がなくても安心して状態を把握できます。
認定中古車のメリットとデメリット
最大のメリットは、その品質と手厚い保証にあります。法定点検に加えて、メーカー独自の多岐にわたる点検項目をクリアしており、消耗部品なども必要に応じて交換されています。さらに、購入後には走行距離無制限の長期保証が付帯するため、万が一の故障時にも無償で修理を受けられます。
一方で、デメリットは価格が一般的な中古車に比べて高めに設定されていることです。徹底した整備や保証にかかるコストが価格に反映されるため、同じ年式・走行距離の車両と比較すると割高になります。
予算に余裕があり、価格よりも購入後の安心感を最優先したい方にとって、認定中古車は非常に賢い選択と言えるでしょう。
売れてないグレードは存在するのか
N-BOXは全グレードが人気ですが、相対的に見て中古車市場での流通量が少ない、つまり「売れてない」と見なされがちなグレードも存在します。
エントリーグレード「G」
標準モデルのエントリーグレードである「G」は、新車価格が最も安い反面、装備が簡素化されています。特に2代目モデルでは、両側のスライドドアが手動となる点が、利便性を重視する多くのユーザーから敬遠される傾向にあります。このため、中古車市場での流通量は上級グレードの「L」に比べて少なくなります。価格の安さを最優先する場合には選択肢になりますが、パワースライドドアの利便性を知っていると物足りなさを感じるかもしれません。
スーパースライドシート仕様「EX」
2代目N-BOXには、助手席が前後に570mmもスライドする「スーパースライドシート仕様」があり、「EX」というグレード名が与えられています。助手席を後方にスライドさせて後席の子供の世話をするなど、特定の子育て世代には非常に便利な機能です。
しかし、一般的な使い方では、定番のベンチシート仕様の方が使い勝手が良いと感じるユーザーが多く、流通している中古車の割合もベンチシート仕様が圧倒的多数を占めます。そのため「EX」は比較的見つけにくいグレードと言えます。この機能が自分のライフスタイルに合致するならば、狙って探す価値のあるグレードです。
賢く選ぶNbox中古車の注意点まとめ
この記事で解説してきた、N-BOXの中古車選びにおける重要なポイントを以下にまとめます。賢い選択で、満足のいくN-BOXライフをスタートさせてください。
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N-BOXは新車価格が高く人気も高いため中古車価格が安定している
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予算や納期、安心感を考慮して新車か中古車かを選択する
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中古車相場は初代なら40万円から、2代目なら70万円からが目安
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価格が極端に安い車両には過走行や修復歴などの理由がある
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N-BOXの最大のメリットは軽自動車の枠を超えた室内空間の広さ
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使い勝手の良い多彩なシートアレンジも大きな魅力
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デメリットは軽としては高めの価格とハイトワゴン特有の横風の影響
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安全性に懸念のある修復歴車や水没車は必ず避ける
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信頼できる中古車販売店を選ぶことが最も重要なポイントの一つ
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走行距離だけでなくメンテナンス履歴の確認が車の寿命を知る鍵
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10年落ちの初代モデルは価格が魅力だが安全装備や消耗に注意が必要
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2代目以降はHonda SENSINGが標準装備で安全性が高い
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迷ったら価格と装備のバランスが良い2代目「L」グレードがおすすめ
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走りの力強さを求めるならターボ搭載モデルを検討する
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価格は高くても手厚い保証が付くディーラーの認定中古車は安心感が大きい