ラッシュのシャンプーバーは、そのユニークな形状と豊かな香りで人気ですが、一方で「良くない」という声も聞かれます。購入を検討している方の中には、シャンプーに入っていないほうがいい成分は何か、そして洗浄力が強すぎると言われる理由について、詳しく知りたいと考えているのではないでしょうか。
また、市販のシャンプーは何がダメなのかという一般的な疑問から、実際の口コミから見るメリット・デメリットまで、具体的な情報が求められます。特に、リンス不要は本当?きしむ原因とは何か、という点は多くの方が気になるところです。
この記事では、シャンプーが合ってないサインはどのようなものか、美容師が語るLUSHシャンプーの注意点、そしてLUSHシャンプーが白髪に与える影響についても掘り下げていきます。さらに、きしみが気になる人へのおすすめは何か、おすすめのシャンプー・コンディショナー組み合わせまで、あなたの疑問を解消するための情報を網羅的に解説します。
【この記事で分かること】
- LUSHのシャンプーが「良くない」と言われる本当の理由
- あなたの髪質に合うLUSHのシャンプーの選び方
- 髪のきしみを防ぐための具体的な対策
- 購入前に知っておきたいメリットとデメリット
ラッシュのシャンプーは良くない?成分と口コミから評判を検証
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LUSH(ラッシュ)のシャンプー「BIG」
サーフなめっちゃいい匂い
すごいスッキリ洗浄感!頭の毛根に絡むような脂をガチに根こそぎとる!夏場バイクのメット内も汗臭なし、展示会や人と会う時にもいや~な汗臭さ1日しません、髪の毛のコシがでてアップもすごいです pic.twitter.com/U09AAghvdG— ワンダー丸 (@wanda_maru) August 3, 2025
- シャンプーに入っていないほうがいい成分は?
- 洗浄力が強すぎると言われる理由
- 市販のシャンプーは何がダメ?
- 実際の口コミから見るメリット・デメリット
- リンス不要は本当?きしむ原因とは
シャンプーに入っていないほうがいい成分は?
シャンプーを選ぶ際、どのような成分を避けるべきかを知ることは、髪と頭皮の健康を保つ上で大切な視点になります。一概に全ての合成成分が悪いわけではありませんが、一部の成分は特定の髪質や頭皮の状態によっては、負担となる可能性があります。
硫酸系洗浄成分
例えば、「ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)」や「ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)」といった硫酸系の洗浄成分が挙げられます。これらは泡立ちが良く、皮脂や汚れをしっかりと落とす高い洗浄力を持っています。しかし、その洗浄力の強さから、必要な皮脂まで取り除いてしまい、結果として髪や頭皮の乾燥を招くことがあるのです。乾燥肌や敏感肌の方、あるいは髪のダメージが気になる方は、これらの成分が含まれていないか確認することが考えられます。
シリコン
また、「ジメチコン」や「シクロメチコン」といったシリコンも、避けた方が良いとされることがある成分です。シリコンは髪の表面をコーティングし、指通りを滑らかにしたり、ツヤを出したりする効果があります。この手触りの良さは多くの方に好まれますが、髪に蓄積しやすいという側面も持ち合わせています。シリコンが蓄積すると、髪が重くなったり、パーマやカラーの薬剤が浸透しにくくなったりする場合があります。
もちろん、これらの成分が必ずしも全ての人にとって良くないというわけではありません。オイリー肌の方にとっては硫酸系洗浄成分のスッキリした洗い上がりが快適ですし、シリコンによるコーティングは髪の絡まりを防ぐ上で有効です。大切なのは、成分の特性を理解し、ご自身の髪質や頭皮の状態に合わせて製品を選ぶことと言えるでしょう。
洗浄力が強すぎると言われる理由
LUSHのシャンプー、特に固形タイプのシャンプーバーが「洗浄力が強すぎる」と言われる背景には、主成分として使用されている洗浄成分が関係しています。多くのシャンプーバーには「ラウリル硫酸Na(ラウリル硫酸ナトリウム)」、いわゆるSLSが配合されています。
このSLSは、優れた泡立ちと高い洗浄効果を持つ界面活性剤の一種です。皮脂やスタイリング剤などの汚れを効率的に洗い流す力があるため、洗い上がりには強いさっぱり感を得られます。特に、皮脂分泌が多い方や、しっかりとした洗浄感を好む方にとっては、この特徴がメリットと感じられることもあります。
一方で、この高い洗浄力が、一部のユーザーにとっては「強すぎる」と感じられる原因になるのです。髪や頭皮を保護するために必要な皮脂まで落としすぎてしまう可能性があり、それが乾燥やかゆみ、あるいは髪のきしみにつながることがあります。特に、もともと髪が乾燥しやすい方や、頭皮が敏感な方が使用すると、刺激を感じたり、髪のパサつきが気になったりするケースが考えられます。
LUSH側は、固形であるシャンプーバーは直接頭皮につけるのではなく、手で泡立ててから使用するため、液体シャンプーよりも肌への刺激が少ないという見解を示しています。泡として髪や頭皮に触れることで、成分がマイルドに作用するという考え方です。
このように、洗浄力が強いと感じるかどうかは、個人の髪質や頭皮の状態、そして使用方法によって大きく左右されます。SLSという成分の特性を理解した上で、自分の髪に合っているかどうかを見極めることが大切です。
市販のシャンプーは何がダメ?
「市販のシャンプー」と一括りにして、その全てが良くないと断定することはできません。ドラッグストアなどで手軽に購入できるシャンプーの中にも、優れた製品は数多く存在します。ただ、一般的に「市販のシャンプーがダメ」と言われる際に指摘されるいくつかの共通した傾向があるのも事実です。
主な理由の一つは、多くの方が満足感を得やすいように、洗浄力の強い成分を主軸に設計されている点です。豊かな泡立ちと、洗った後のさっぱり感は、多くの消費者にとって「しっかり洗えた」という実感につながりやすいです。そのため、先述のラウリル硫酸ナトリウム(SLS)のような、比較的安価で洗浄力の高い成分が採用されることが少なくありません。しかし、この洗浄力が、乾燥肌や敏感肌の方には過剰な刺激となり、頭皮トラブルの原因となる可能性があります。
もう一つの点は、シリコンの配合です。市販のシャンプーの多くには、指通りを滑らかにし、髪にツヤを与える目的でシリコンが含まれています。洗い上がりの髪がサラサラになるため、ダメージが補修されたように感じられますが、これはあくまで髪の表面をコーティングしていることによる一時的な効果です。根本的なダメージケアにはなっておらず、むしろシリコンの蓄積によって髪が重くなったり、トリートメント成分の浸透を妨げたりする可能性も指摘されています。
LUSHのシャンプーは、こうした市販シャンプーの傾向とは異なるアプローチを取っている製品が多いです。例えば、シリコンを使用しない「ノンシリコン」の製品が主流であり、洗浄成分もSLSを含むものから、よりマイルドなものまで選択肢があります。
結局のところ、市販のシャンプーがダメなのではなく、その製品が自分の髪質や頭皮の状態、そして求める仕上がりに合っているかどうかが最も重要です。成分表示を少し気にして、自分に合ったものを選ぶ意識が大切になります。
実際の口コミから見るメリット・デメリット
LUSHのシャンプーに関する評価は、使用者によって大きく分かれる傾向があります。ここでは、実際の口コミを基に、多く声が上がっているメリットとデメリットを整理します。
観点 |
メリット(良い口コミ) |
デメリット(良くない口コミ) |
---|---|---|
環境配慮 |
固形なのでプラスチックボトルが不要でエコ |
濡れた後の保管に気を使う必要がある |
使用感 |
少量でもよく泡立ち、さっぱりと洗える |
髪がきしむ、パサつく感じがする |
香り |
お風呂場全体に良い香りが広がりリラックスできる |
香りが強すぎて苦手、気分が悪くなることがある |
持ち運び |
軽くてコンパクトなので旅行やジムに便利 |
溶けやすく、持ち運び用のケースが別途必要 |
コスト |
一つで液体シャンプー数本分使え、コスパが良い |
初期投資が1,000円以上と高く感じる |
仕上がり |
髪が根元から立ち上がり、ふんわりする |
リンスやコンディショナーが必須だと感じる |
メリットについての深掘り
良い口コミで特に目立つのは、環境への配慮です。プラスチックごみを削減できる点は、サステナブルな消費を意識する層から高く評価されています。また、その独特で豊かな香りは、バスタイムを特別な時間にしてくれるという意見も多数見られます。コンパクトで持ち運びやすいという利便性も、多くの支持を集める理由の一つです。
デメリットについての深掘り
一方、良くない口コミとして最も頻繁に挙げられるのが「髪のきしみ」です。これは洗浄力の高い成分とノンシリコン処方に起因するもので、特に髪が長い方やダメージヘアの方は、指通りが悪くなると感じやすいようです。香りの強さも評価が分かれるポイントで、好きな人にはたまらない魅力ですが、苦手な人にとっては購入をためらうほどの大きな要因となります。
これらの口コミから、LUSHのシャンプーは、個人の価値観や髪質、ライフスタイルによって、その評価が大きく変わる製品であると分かります。購入を検討する際は、これらのメリット・デメリットを両方理解した上で判断することが、失敗を避ける鍵となります。
リンス不要は本当?きしむ原因とは
LUSHのシャンプー、特にシャンプーバーについて、「リンス不要」という情報を目にすることがありますが、これは全ての人に当てはまるわけではありません。リンスやコンディショナーが必要かどうかは、個人の髪質や求める仕上がりによって大きく異なります。
リンス不要と感じるケース
短髪の方や、もともと髪が健康で皮脂分泌が活発な方の中には、シャンプーバーだけの使用で十分だと感じる方もいます。LUSHのシャンプーバーには、保湿成分としてオイルやバターが含まれている製品もあり、それらが髪に適度な潤いを残してくれるため、さっぱりとしつつもまとまりのある仕上がりになることがあります。特に、髪にボリュームを出したい場合、コンディショナーを使わない方が根元がふんわりと仕上がると感じる人もいるようです。
きしむ原因とコンディショナーの必要性
一方で、多くの方が使用後に感じる「きしみ」の主な原因は、洗浄成分によって髪の表面を覆っていた皮脂や汚れ、シリコンなどが完全に取り除かれ、キューティクルがむき出しの状態になるためです。髪がアルカリ性に傾くことも、キューティクルが開く一因となります。
キューティクルが開いたままだと、髪の内部の水分が蒸発しやすくなり、パサつきやごわつきにつながります。また、開いたキューティクル同士が摩擦を起こすことで、指通りが悪く感じられるのです。これが「きしみ」の正体です。
リンスやコンディショナーには、開いたキューティクルを整え、髪の表面を滑らかにコーティングする役割があります。これにより、指通りが良くなるだけでなく、髪の水分を守り、外部の刺激から保護する効果も期待できます。
したがって、髪が長い方、乾燥やダメージが気になる方、カラーやパーマをしている方は、きしみを防ぎ、髪の健康を保つためにコンディショナーを併用することが強く推奨されます。LUSHのシャンプーが持つ本来の良さを引き出すためにも、多くの場合、コンディショナーは必要不可欠なステップと考えるのが良いでしょう。
ラッシュのシャンプーが良くないと感じた時の対処法
梅雨の不快感を払拭したくなり、ラッシュでヘアケア商品を追加購入しました。
シーソルトで頭皮をスッキリさせる スクウークとシャンプー前に使用するヘアートリートメント艶髪香花とレモンの爽やかな香りがお気に入りで切らさない様にしている菜
バスルームにお気に入りの香りを揃え快適に過ごします pic.twitter.com/MG4BYUaY0S— 🕊ステラ 鳥たちと楽しく暮らしています🕊 (@stlla7187) June 28, 2024
- シャンプーが合ってないサインは?
- 美容師が語るLUSHシャンプーの注意点
- LUSHシャンプーが白髪に与える影響
- おすすめのシャンプー・コンディショナー組み合わせ
- きしみが気になる人へのおすすめは?
- ラッシュのシャンプーは良くないって本当?総まとめ
シャンプーが合ってないサインは?
新しいシャンプーを試した際、それが自分の髪や頭皮に合っているかどうかを判断するのは意外と難しいものです。ここでは、シャンプーが合っていない可能性を示すいくつかの具体的なサインを紹介します。これらのサインに気づいたら、使用を続けるかどうか見直すことをおすすめします。
頭皮に現れるサイン
頭皮は健康な髪を育む土台であり、シャンプーが合わないと最初にトラブルが現れやすい場所です。
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かゆみやフケが出る: 洗浄力が強すぎて頭皮が乾燥したり、逆にすすぎ残しで成分が刺激になったりすると、かゆみやフケが発生することがあります。
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赤みや湿疹ができる: 特定の成分に対するアレルギー反応や、強い刺激によって炎症を起こしている可能性があります。
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頭皮がベタつく、または乾燥する: 洗浄力が強すぎて皮脂を取りすぎると、体はかえって皮脂を過剰に分泌しようとします。これにより、洗髪後すぐに頭皮がベタつくことがあります。逆に、必要な潤いまで奪われてカサカサに乾燥してしまうケースもあります。
髪に現れるサイン
髪の状態の変化も、シャンプーとの相性を示す重要な指標です。
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髪がきしむ、ごわつく: 洗浄力の強いシャンプーで髪のキューティクルが開きっぱなしになると、手触りが悪くなります。
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パサつきや広がりがひどくなる: 髪の水分が失われ、乾燥が進んでいるサインです。
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髪がまとまらない、スタイリングしにくい: 髪のコンディションが悪化している証拠です。
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髪が重く、ぺたんとなる: 洗浄力が弱すぎたり、保湿成分が過剰だったりすると、髪に余分なものが残り、ボリュームが出にくくなることがあります。
これらのサインは、LUSHのシャンプーに限らず、あらゆるシャンプーで起こり得ます。特にLUSHの製品は成分の特性がはっきりしているものが多いため、合う・合わないが明確に出やすい傾向があります。もし一つでも当てはまるサインがあれば、それは髪と頭皮からのメッセージかもしれません。一度使用を中止し、別のタイプの製品を試してみるのが賢明です。
美容師が語るLUSHシャンプーの注意点
美容のプロである美容師の視点から見ると、LUSHのシャンプーには魅力的な点がある一方で、使用する際に注意すべき点がいくつかあります。お客様の髪を日々扱っているからこそ分かる、専門的なアドバイスとして参考にしてください。
カラーやパーマをしている髪への影響
美容師が最も懸念する点の一つが、カラーリングやパーマといった化学的な施術をしている髪への影響です。LUSHのシャンプーバーの多くに配合されているラウリル硫酸ナトリウム(SLS)は、高い洗浄力を持っています。この洗浄力は、髪の色素を早く流出させてしまったり、パーマのカールを弱めてしまったりする可能性があります。
せっかくサロンできれいに仕上げたヘアスタイルを長持ちさせるためには、よりマイルドな洗浄成分(アミノ酸系など)を使用した、いわゆる「サロン専売品」をおすすめすることが多いです。LUSHを使用する場合は、特にカラーやパーマの施術後1〜2週間は使用を避けるか、洗浄力が穏やかなタイプを選ぶなどの工夫が求められます。
きしみとダメージの関連性
使用感としてよく挙げられる「きしみ」についても、美容師は注意を促します。きしむこと自体が直接的なダメージではありませんが、きしんだ状態の髪はキューティクルが開いており、非常にデリケートです。その状態で無理にブラッシングをしたり、タオルでゴシゴシと擦ったりすると、キューティクルが剥がれたり傷ついたりして、深刻なダメージにつながりかねません。
LUSHのシャンプーを使用する際は、必ず後からコンディショナーやトリートメントでキューティクルをしっかりと閉じ、髪の表面を保護する工程をセットで行うことが不可欠です。
髪質との相性
LUSHのシャンプーは、どちらかというと健康毛で、皮脂分泌が多めの方に向いている製品が多いと言えます。逆に、細毛・軟毛の方や、乾燥やダメージが進行している髪質の方が使用すると、洗浄力が強すぎて髪のパサつきを助長してしまう恐れがあります。
美容師としては、お客様一人ひとりの髪質やライフスタイル、お悩みをカウンセリングした上で、最適なヘアケアを提案します。LUSHのシャンプーを検討している場合は、その製品が本当に自分の髪質に合っているのか、一度担当の美容師に相談してみるのも良い方法です。
LUSHシャンプーが白髪に与える影響
LUSHのシャンプーが直接白髪を増やしたり、減らしたりするという科学的根拠はありません。白髪の主な原因は、加齢や遺伝、ストレスなどによって、髪の色素を生成するメラノサイトの働きが低下することにあります。シャンプーの成分が、このメラノサイトの働きに直接影響を与えることは考えにくいです。
しかし、LUSHのシャンプーが「白髪の扱いやすさ」や「見た目の印象」に間接的な影響を与える可能性はあります。白髪について考える際には、以下の2つの点を理解しておくことが大切です。
白髪の髪質の特徴
白髪は、黒髪に比べて水分を保持する力が低く、乾燥しやすい傾向があります。また、髪の内部構造も変化しており、硬く、うねりが出やすいという特徴も持っています。つまり、白髪はもともとパサつきやすく、まとまりにくい髪質なのです。
洗浄力の強いシャンプーが与える影響
ここでLUSHのシャンプー、特に洗浄力の高いSLSを配合した製品を使用した場合を考えてみましょう。もともと乾燥しやすい白髪から、さらに必要な皮脂や水分を奪ってしまう可能性があります。その結果、白髪のパサつきや広がりがより一層強調され、ツヤがなく、疲れた印象に見えてしまうことが懸念されます。
逆に言えば、白髪の方がLUSHのシャンプーを使用する際には、これまで以上に保湿ケアが重要になります。シャンプーは頭皮を中心に優しく洗い、髪の部分は泡でなでる程度にします。そして、洗い流した後は、保湿効果の高いコンディショナーやトリートメントを時間をかけてじっくりと浸透させることが、美しい白髪を保つための鍵となります。
結論として、LUSHのシャンプーが白髪そのものを増やすことはありませんが、白髪の特性を考えると、製品選びと使用後のケアにはより一層の配慮が必要になると言えるでしょう。
おすすめのシャンプー・コンディショナー組み合わせ
LUSHのシャンプーの特性を最大限に活かし、デメリットである「きしみ」を軽減するためには、シャンプーとコンディショナーの組み合わせが非常に重要です。ここでは、髪のお悩みや目的に合わせたおすすめの組み合わせをいくつか紹介します。
【きしみ・ダメージが気になる方向け】保湿重視の組み合わせ
洗浄力の強いシャンプーで頭皮をすっきりさせたいけれど、髪のパサつきは避けたい、という方におすすめの組み合わせです。
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シャンプー: 「ニューシャンプーバー」や「紫ショック」など、頭皮ケアを目的とした洗浄力の高いタイプ。
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コンディショナー: 「ビッグ プレスト コンディショナー」や、その他の保湿効果が高いリキッドタイプのコンディショナー。
頭皮はスカルプケア系のシャンプーですっきりと洗い上げ、ダメージを受けやすい毛先には、保湿成分が豊富なコンディショナーをたっぷりと使用します。シャンプーとコンディショナーで役割を明確に分けることで、頭皮の健やかさと髪の潤いを両立させることが可能です。
【髪の乾燥や広がりを抑えたい方向け】しっとり系の組み合わせ
もともと髪が乾燥しがちで、しっとりとしたまとまりが欲しい方には、シャンプーの段階から保湿を意識した組み合わせが適しています。
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シャンプー: 「ハニーアイウォッシュドマイヘア」や「ロウィーナ・バードシャンプーバー」など、ハチミツやバターといった保湿成分が豊富な、洗浄力がマイルドなタイプ。
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コンディショナー: シャンプーの香りに合わせるか、さらにしっとり感を高めるタイプのコンディショナー。
シャンプー自体が優しい洗い心地なので、髪全体の潤いを保ちながら洗い上げることができます。その上でコンディショナーを使うことで、より滑らかでまとまりのある髪に仕上がります。
【初心者向け】バランスタイプの組み合わせ
初めてLUSHのシャンプーバーを使う方や、自分の髪質に合うものが分からないという方には、洗浄力と保湿力のバランスが取れたタイプから試してみるのが良いでしょう。
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シャンプー: 「モンタルバーノ」や「のりのりシーサイド」など、適度な洗浄力を持ちつつ、髪にツヤを与える成分も配合されたオールインワンタイプ。
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コンディショナー: LUSHの基本的なコンディショナーバーや、普段お使いの製品。
まずはバランスの取れたシャンプーで髪の状態を見て、もしきしみや乾燥が気になるようであれば、コンディショナーをより保湿力の高いものに変えるなど、調整していくのがおすすめです。自分の髪と相談しながら、最適な組み合わせを見つけてみてください。
きしみが気になる人へのおすすめは?
LUSHのシャンプーを使用してみたいけれど、「きしみ」がどうしても気になる、という方は少なくありません。ここでは、きしみをできるだけ感じずに、LUSHのシャンプーを快適に使うための具体的な方法とおすすめの製品選びについて解説します。
方法1:シャンプーの選び方を見直す
前述の通り、LUSHのシャンプーバーには様々な種類があり、それぞれ洗浄力や配合されている保湿成分が異なります。きしみの主な原因は強い洗浄力にあるため、まずは洗浄力が比較的マイルドな製品を選ぶことが最も効果的な対策です。
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おすすめのシャンプーバー:
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ハニーアイウォッシュドマイヘア: ハチミツが配合されており、しっとりとした洗い上がりが特徴です。
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ゴダイバ: カカオバターが豊富で、保湿効果が高いとされています。
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ロウィーナ・バードシャンプーバー: アルガンオイルが髪に潤いとツヤを与えます。
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これらの製品は、LUSHのシャンプーバーの中でも特に保湿力に優れているため、きしみにくいと評判です。
方法2:正しい使い方を徹底する
シャンプーの使い方一つで、きしみの感じ方は大きく変わります。
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予洗いをしっかりとする: シャンプーをつける前に、お湯だけで1〜2分間、髪と頭皮をしっかりと洗い流します。これだけで汚れの7〜8割は落ちると言われており、シャンプーの使用量を減らせます。
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直接髪につけず、手で泡立てる: シャンプーバーを直接髪にこすりつけると、摩擦でキューティクルが傷つき、きしみの原因になります。手のひらで十分に泡立ててから、その泡で頭皮をマッサージするように洗いましょう。
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すすぎは念入りに: シャンプー成分が髪や頭皮に残ると、トラブルの原因となります。髪の根元から毛先まで、ぬめり感がなくなるまで丁寧にすすいでください。
方法3:ヘアケアアイテムを追加する
シャンプーとコンディショナーだけでなく、前後のケアを追加することで、きしみを大幅に軽減できます。
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シャンプー前にオイルパック: シャンプーをする前に、ホホバオイルやアルガンオイルなどを毛先中心になじませておくと、洗浄成分から髪を保護し、洗い上がりのしっとり感を保てます。
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洗い流さないトリートメントを使う: タオルドライ後、ドライヤーで乾かす前に、洗い流さないトリートメント(ヘアオイルやヘアミルク)を毛先につけることで、指通りが格段に良くなり、乾燥を防げます。
これらの対策を組み合わせることで、きしみを気にすることなく、LUSHシャンプーの魅力を楽しむことができるはずです。
ラッシュのシャンプーは良くないって本当?総まとめ
この記事では、「ラッシュのシャンプーは良くない」という評判の真相について、成分や口コミ、美容師の視点など、多角的に検証してきました。最終的に、この評判は「半分本当で、半分は誤解」であると言えます。以下に、記事の要点をまとめます。
- LUSHのシャンプーが良くないと言われる主な原因は洗浄成分の「ラウリル硫酸Na(SLS)」にある
- SLSは洗浄力が高く、人によっては髪や頭皮の乾燥、きしみを引き起こす
- この「きしみ」は、髪の汚れやシリコンが落ち、キューティクルが素の状態になることで生じる
- きしむこと自体はダメージではないが、その後のケアを怠るとダメージにつながる
- プラスチックフリーで環境に優しい点は大きなメリット
- 豊かな香りは人によって好みが大きく分かれる
- 全ての製品が同じではなく、洗浄力がマイルドな保湿系シャンプーバーも存在する
- 「リンス不要」は短髪や健康毛の人に限られ、多くの場合はコンディショナーが必須
- シャンプーが合わないサインは、頭皮のかゆみ、フケ、髪のパサつきなど
- 美容師はカラーやパーマ毛への使用には注意が必要だと指摘する
- 白髪を増やすことはないが、乾燥しやすい白髪には保湿ケアがより重要になる
- きしみが気になる場合は、「ハニーアイウォッシュドマイヘア」のような保湿系を選ぶのがおすすめ
- シャンプーバーは直接こすりつけず、手で泡立ててから使うのが正しい方法
- シャンプーとコンディショナーを髪質に合わせて組み合わせることが大切
- 結論として「良くない」のではなく「使う人を選ぶシャンプー」である